悪女にハメられた女の子はあの人の妹

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『ﾋｯｸ……おにい、ちゃん…ありがとう』




青峰「おー、落ち着いたか」




『うん』




赤司「A…。よく頑張った」




黄瀬「ほんと、流石青峰っちの妹っスね！」




紫原「Aちん頑張ったから、お気に入りのポテチあげる〜」




緑間「…決着がついて良かったのだよ・・・」





『…私決めたの。』





『もう青葉城西高校から離れて、東京の学校に行く事にする。』





「「「「「え！？」」」」」




『…丁度いい機会かなって。

バレー部やめても学校にいたら、私の中で示しがつかない気がするし。

かと言って、お兄ちゃん達がいるところには行かないと思うけど』




黒子「せっかくなら、来て欲しいです」




黄瀬「ほんとっスよ！Aちゃんが決めたことなら俺たちは応援するのみっスけど…

俺たちのとこ来て欲しいッス〜」




赤司「まぁそれは後でゆっくり決めればいいさ。

Aがたくさん悩んだ挙句決めた答えだろう。


どんな答えであれ、背中を押すよ」





赤司くんの言葉に、みんなが微笑んだ。



私は本当に幸せ者だなって思った。




『よし、帰ろ』




青峰「俺たち練習…」




『あ、そうじゃんww

じゃあ私帰るね！みんな本当に本当にありがとう！』





私は笑顔で、青葉城西高校を後にした______

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