悪女にハメられた女の子はあの人の妹

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ドタドタ と足音が近付いてきた。




青峰「おい！！A！！」



『お兄ちゃん……それにみんな、まで』





お兄ちゃんに続いて、キセキの世代が全員揃った。



なんでこんなところにいるの…なんて疑問よりも、嬉しさなのか安心したからなのか、私はまた泣いてしまった。



黄瀬くんと黒子くんが私の背中をさすってくれている。



・・・安心する大きな手。





赤司「青峰。」



青峰「…あぁ。絶対許さねぇ

いくらなんでも、ここまでやる必要あったのかよ！！」




お兄ちゃんがそう叫んだ時、ちょうど昼休み終わりの チャイム が鳴った。





黒子「そんな体で授業に行ったらダメです。」



黄瀬「今はゆっくりしてるっス」





赤司「Aをいじめたやつは勿論だが…

Aを裏切ったバレー部が優先じゃないか？」




緑間「Aをこんな目に合わせたのは、第一そのバレー部が悪いのだよ」




紫原「でもさ〜、簡単にその女についてAちんを裏切った奴らだよ

証拠がないとダメじゃない〜？」





『…証拠、ならあるよ』





私は、さっきの録音してたやつをみんなに聞かせた。

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