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あまりのタイミングの良さに、本当に
ヒーローなんじゃないかと思ってしまう。
さっきまで言いたい放題言って私たちを睨んできた
女の子達は、これは違うの…!なんてこの後に及んで
言い訳をしている。
宮侑くんも、そういうのええから って冷たく
あしらう。
ただ居ただけ な女の子は、そろそろと自分の席に
着いて、私は違いますとでも言いたげな顔で
こっちを見ている。
宮侑くんの力はすごいものだと関心した。
治「なんでお前がここにおんねん」
侑「サム!お前はほんまに遅い!!」
治「はぁ?」
宮治くんが来て、宮侑くんが宮治くんと話している隙に
私たちを責めてきた女の子達は、席に着いた。
それでもまだ、私を睨む目は多々ある。
『ありがとう、助けてくれて』
とりあえずお礼だけを言おうと宮侑くんに
頭を下げれば、「ええってこんくらい!ほな俺は
教室行くわーっ」て廊下を走っていった。
前に1度聞いたことがある。
宮侑は、可愛い子しか相手にしない・バレーの
邪魔をする女には平気で暴言を吐く。
とりあえずあまり女に興味無い……と。
なんでそんな彼が、こんな私なんかを相手に
してくれているのかと考えたが、特に思い当たることは
ないから、私も席に着いた。
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よっこ - 私治推しで、いつも心がキュンキュンし過ぎて痛いぐらいです。更新楽しみに待っています。頑張ってください! (2018年12月17日 20時) (レス) id: 273bf3e3fa (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 梨菜さん» コメントありがとうございます(^^)私自身が治推しなので書かせてもらってます!笑。喜んでくれたら嬉しいです(/ω\) (2018年12月15日 18時) (レス) id: d8084100e2 (このIDを非表示/違反報告)
梨菜(プロフ) - 初コメ失礼します!治の小説って侑より全然無いんでめっちゃ嬉しいです!これからも更新頑張ってくださーい! (2018年12月15日 18時) (レス) id: b47de58dc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のん | 作成日時:2018年12月15日 7時