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21…花巻サイド ページ23

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Aちゃんに呼ばれた所へ来ると、既にAちゃんがいた。


春といえど、まだ夜は冷える。


寒そうにユラユラと体を動かしてるAちゃんの首元にカイロを当てた。






『っえ!?・・・っあ、はなまつ先輩!』




「ごめん、待った?」




『全然です…!それにしてもなんでこの季節にカイロなんか??』




「なんかたまたま持ってた」






いつものように『はなまつ先輩!』って呼ぶAちゃんを見て、自然と頬が緩んだ。


この機会に、と俺はAちゃんに聞きたかったこと、言いたかったことを言おうって決めた。


俺たちは近くのベンチに腰をかけた。







「…Aちゃん、今日なんで泣いてたの?」




『っえ…!?し、知ってたん、ですか…?』




「おう。昼休み来なかったから見に行った

今日、練習見に来てくれなかったのと、何か関係あるの?」






どストレートに聞く自分に、我ながらすごいと思えた←


でも今日ずっと気になってたことをやっと聞けて、スッキリしてる自分もいる。







『あ〜…えっと…、私はなまつ先輩に振られたと思いまして』



「…?」






Aちゃんの発せられる言葉一つ一つに、驚いた。


まさか一番見られたくなかった子に、告白現場を見られてたなんて…。


あはは…なんて笑うAちゃんの頭に、そっと手を乗せた。




言うならこのタイミング だって思った。







「俺、Aちゃんのこと好きだよ」




『………へ』

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設定タグ:ハイキュー , 青葉城西 , 花巻貴大   
作品ジャンル:恋愛
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- この話読んでたら興奮状態で見てたら気づいたらもう今日学校でしたね (2019年10月23日 4時) (レス) id: 2ec1bda221 (このIDを非表示/違反報告)
泡姫 - 国見がいいやつ過ぎて泣ける。 (2018年5月13日 23時) (レス) id: c29d185bf6 (このIDを非表示/違反報告)
夢花 ゆめいろ星(スター)の夢花(プロフ) - まじで最高……!完結おめでとうございます!!! (2018年3月27日 2時) (レス) id: f2643ccfd4 (このIDを非表示/違反報告)
メラフメラハ(プロフ) - 最高です!!食い入るように読んでいました。 (2018年3月23日 19時) (レス) id: e14e4ad2a5 (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - 完結おめでとうございます!すっごいマッキーがかっこよかったです。こんなかっこいいマッキーを見せてくれた作者さんありがとうございます!!これからも頑張ってくださいo(・д´・+)ゞ (2018年3月21日 19時) (レス) id: 0733cf80bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のん | 作成日時:2018年3月17日 22時

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