俺、” はなまき ” な。【花巻貴大】

１２…花巻サイド ページ14

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今日もいつも通り、学校に登校する


･･･はずだった。


はずだったのに…！







「…なんでお前達がいるの」





及川「え、昨日の感想聞きたくて☆」




岩泉「場合によっては、クソ川ぶっ飛ばすから安心しろ」






いや、安心出来ねぇよ！


ニヤニヤする及川に、渋々付いてきた感じの岩泉、そして何やら言いたそうな松。


きっと言われるんだろうなとは思ってたけど。


朝からはキツいってもんがあるじゃん？







「…及川が楽しみにするようなことはしてない」




及川「え、告白してないの？」




「…は？･･･別に好きじゃない」




及川「なんだ〜残念。ほんとマッキーは…」




「強いて言うなら、お前に女の子と出かける時どうしたらいいか聞きたかった」




及川「っえ…、なんかマッキーが素直･･･！」




岩泉「…遠回しに女たらしって言われてるぞ」




及川「え、そうなの！？マッキーひどいから！！」




「…で、君は何を言いたいの？」




松川「いや、なんか幸せそうな顔してんなって」





及川「それな！？俺もそれ思った！」




松川「…お前否定してるけど、本当は好きなんだろ」







松やら及川やらに、そんなことを言われてあっという間に学校についた。


松に言われた言葉に返事はしなかった。


･･･ていうか、出来なかった。




好きだったとしたら…？


告白したとしたら…？


もし振られたら…？




･･･この関係が意外にも楽しいから、このままでいいやって思う。

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