にろちゃんとあんな事【二口堅治】

＊にろとお泊まり ページ22

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板チョコに踊らされた哀れな女こと、Aです。



ただいま彼ピッピ…すみません。彼氏の家に来ています。






『ね、にろ。親いないの？』




「いねぇ。出張」




『うわーーお』




「風呂湧いてるけど入るか？」




『え、先入っていいの？』




「は？一緒に入んだけど」




『ンンッ！？』






聞き間違いか！？そうだよな！？そうだと言ってくれ…！！



一緒にお風呂に入る？何それ拷問の一種じゃん。






「はい行くぞー」




『待ってぇぇええええ！！！おろせ！！無理！無理だから！！』




「暴れんな。落ちるぞ」




『落ちた方がマシ！！落ちて寝込みたい！』




「ん？落ちたら大好きな二口くんと一緒にお風呂に入れないから落とさないでって？


わかってるって」




『お前の耳どーなってんの』






もうやだ。もうお風呂場だよ。なんなのもう！！






「早く脱げよ」



『ぎゃぁぁぁぁ！！むり！なんで脱いでんの！？』




「は？…脱げねぇなら脱がすけど」




『いいから！先入ってて、あとから入るし』




「…入ってこなかったら別れるからな」




『わかったから』






にろがお風呂に入って５分後に、こーーーそり入った。

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