にろちゃんとあんな事【二口堅治】

＊にろと仮病 ページ16

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ピンポーン



うわっ来た…まじ来やがった…！


仮病使ったからには、病人らしく寝る必要あるよね…弱ってる振りしなきゃだよね…




A空いてるから入ってきて




LINEを入れて数分後、ヤツ は私の部屋にやってきた。



「お前なにやってんの？風邪引くとか バカ だろ」



『すんません』




ど、どうしよううううう！！！にろが下げてる袋、見るからに大量に買ってきてくれている…！


流石に罪悪感を感じるよ！！


神様助けてください…




「テキトーに買ってきたから食って」



『すんません』




もう すんません しか口から出てこない！


いろんな意味で本当に すんません って感じすぎて…。




『あー、もう移っちゃうから帰っていいよ…

ありがとうね』



「おー、ちゃんと明日は来いよ」



『うん。本当にありがとう』




…よかった、本当によかった。！！


罪悪感 バリバリ 感じまくってるけど、にろが買ってきてくれたものは夜ご飯として食べます…。



私は バッ と起き上がって、再び キッチン に立った。




携帯の電源を切ろうかとしたけど、にろに心配かけて家に突撃でもされたら困るから、LINEの通知だけ オフ にしといた。


ごめんなさい二口くん…

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