バカで女子力がないマネージャーの日常 番外編【ハイキュー！！】 【青葉城西】

恋しましょ！ その4 ページ32

貴)あのー、すみませーん。


『あ？お前誰？』

『うおっ！こっちもまぁ可愛いじゃーん！』


そんな男の軽い感じの言葉も無視して、鈴音に絡んでる今田先輩って言う人の前に出る。

貴)鈴音。急いでるんで、離してもらえませんか？ウチらちょっと用事あるんで。



『は？何だよテメェ。ブスが口出ししてくんなよ。』


貴)ブスでチャラいあんたにブスって言われたくないんですけど。それに、今ここで手放さないと貴方が痛い目みますよ。チビ先輩？



『チビって・・・！おい。調子乗んなよ。クソアマ』


だってこいつ私よりチビなんだもん。


貴)だから、そのセリフは鈴音の彼氏に言ったらどうですか？


そう指で金田一を指すと、今田先輩は少したじろいたような顔をした。


そりゃそうだ。今田先輩はせいぜい身長が160センチ前半。対する金田一は190行きそうな身長。



『う、うるせぇ！とにかく！鈴音は俺らと一緒に遊ぶんだyおわぁぁぁぁぁ！！』


気がつくと、今田先輩は地面に投げ出されていた。


見ると、鈴音が榎本先輩と八木先輩に関節技をかけていた。


鈴)誰がテメェらみたいなクソと出かけるって？言ってみろやゴラァ！！


金)鈴音さんんんん！！？



貴)あー、言い忘れてましたが鈴音は小学校から中学まで柔道やってて小中で全国大会優勝してますそれと柔道で国体も出てました。白鳥沢からスポーツ推薦きましたけどエリートに揉まれるのは嫌だという理由で蹴ってここ来ました。



金)えええええええええええ！？



鈴)Aー！金田一ー！サンキュー！私これからこいつら職員室まで連行してくるから待っててー！


花のような笑みで、自分よりも体格のある先輩を軽々持ち上げるビジュアルが何ともまぁ。

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