なんで私に冷たいの!?【我妻善逸】

善逸side☆*。 ページ6

今日はAにお弁当を作ってもらった。まさか本当に作ってくるなんて思ってもいなかったから凄い嬉しい。まぁまた冷たくしちゃったんだけど。

「たんじろ〜はいないし、伊之助はうるさいから嫌だし………仕方ない、1人で食うか」

いつも一人で食べる時は屋上に来ている。誰もいないし、気持ちが楽になるからだ。
で、今日もその予定だったんだけど


「なんでいんの。





A」

『はぅあ!!?びびっくりしたぁ………なんでってカナヲは今日しのぶ先輩とカナエ先生と食べる予定で………その…1人だったし………』
「はぁ……まぁいいや」

やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!まじラッキーなんだけど!食べてる姿見れるとか最高すぎ!!うわぁもうスマホで連写したいぃぃ!!

『善逸………私、出てくから……一人で食べたいんでしょ？』
「は？何言ってんのそんなこと言ってねーし、とりあえず座れ」
『………あ、うん。ごめん』


2人でお弁当を食べる。
やばい涙出るほど美味しいんだけど､てか、たこさんウィンナーとか可愛すぎ♡はぁあ美味しい( "´༥`" )


『善逸……ってさ、なんで私だけ冷たくするの？別に直して欲しいわけじゃないんだけど……気になってさ。なんか私したなら謝るよ』


いきなりだね!?!?!?!
てゆーか、言えるわけないじゃん言えるならこんなに苦労してないわ!!
ここは慎重にいきたいから……………

「いや別に何もしてないけど。強いて言うなら、幼馴染だから？一緒にいすぎたからかな」

『………………………そっ…………なんだ。ごめん私もう行くね……ごちそうさま』


バタバタバタッ――ガタンッ


やってしまった。
凄く今、悲しみと絶望の音がした。
なんで悲しんだかは分からない。たぶん、一緒にいるのが嫌だと思ったんだろう。幼馴染として仲が良かったんだからそりゃそうか。


「ははっ…………何してんだろ俺」


ーーーーーーーーーーーーーーーー

『はっ……はぁ………うぐっ……ひぐっ………善逸っ……………私っ………………私はっ………』

「A？どうしたんだ？なんで泣いてるんだ？」

『たんっ…………じろぅ…』
「何があったか話してくれるか？」


更に恋の予感――

イメチェンするんだとよ。→←作者より

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