なんで私に冷たいの!?【我妻善逸】

体育祭>>3 ページ19

ホントに何なのアイツ!?
マジで何なん!?


(ちなみに今はお昼休憩中)


はぁ〜………。



｢あっ!!A!!ここにいたのか探したぞ？｣
『炭治郎!何でここに？』←オイ。




すると炭治郎がムスッとして、


｢まさか忘れたのか？話があるって言っただろう？｣


そういえば言ってたね。
アイツのせいで忘れてた。
炭治郎、ゴメンね。

『その通りですｺﾞﾒﾝﾅｻｲ………で、話って?』


｢えっと…………ここじゃアレだから…………｣


なるほど。
なかなかシビアな話なのかな？
恋愛相談とか？(笑)


そんな感じで場所移動したよね。
ん？移動するの早いって？

気にしたら負けだよ。←



｢………………………｣

『……………………』


で、一体この無言の時間はなんなのだ。




何!?せっかくサボりの作者に移動早くしてって頼んだのに!!無駄じゃねぇか!!




『えっと………炭治郎？』

｢あぁ…………!!すまない!話だったよな…………｣


そして、炭治郎は顔を少し赤らめてから、









｢Aの事が好きだ。Aが善逸の事を好きなのは分かっている。………………でも、善逸がこれ以上Aの事を傷つけ振り回すのであれば、俺は我慢しないでAに好きだと伝える｣



嘘……………でしょ？


炭治郎がそんなわけ………アハハ………。
エイプリルフールは過ぎましたよーってね｡



『嘘…………だよね!うん、きっと何かの間違いだ!!君は相手を間違えたな?そんな事私じゃなくて好きな子に……』
｢俺はAが好きなんだ。嘘でも間違いでもない。………なぁ、俺にしないか？俺なら泣かせないし困らせたり悩むことは無い。毎日、大好きだって愛してるって甘やかしてあげる…………それでも駄目か?｣



確かに、炭治郎はイケメンで優しくて長男で甘えたくもなる。
私も好きだ…………………友達として。

ちゃんと断んなきゃ……炭治郎、きっとまた我慢して…………今までも我慢してたんだから…………。



『ごめん………善逸しか、考えられないや』


ごめん、炭治郎。


｢そうか。だと思ったんだ、俺の事なんかこれっぽっちも恋愛対象として見てくれないって事｣
『ううん。ホントはね､さっき少しだけ炭治郎もいいかなって考えたりもした。でも、友達として好きなだけであって……だからね、これからも友達でいてくれるよね？』


そしたら炭治郎、笑顔でね､


｢勿論!!話聞いてくれてありがとう!!｣

って言ったんだよ。

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