109 ページ9
.
Sehun side
「う、ん…。」
シーツをぎゅっと握って、顔を真っ赤にして頷いたA。
僕はAの小さくて赤い唇に噛み付く。
吸い付いて、口の中を堪能して、くらくらさせてあげる。
「っ、せふな…っ、息できない、」
……それは、助けを求めてるんだろうけれど、そんな可愛く名前を呼ばれると逆効果だ。
SE「Aは僕を煽るのが上手だね？…ちゃんと鼻で息吸って。」
唇の隅々まで舐めて、吸って、舌で歯をなぞってあげる。
こうすると気持ちいいんだって。
「んっ…ぁ…、それ、だめっ…、」
ほら、Aも気に入ったみたい。
ちらっと目を開けて彼女の顔を見ると、真っ赤な顔で涙目になりながら必死に僕に着いてこようとしていて可愛すぎた。
もう少しいじめたいけれど、さすがに息が出来ないだろうからやめてあげる。
「はぁ…っ、はあっ…、」
SE「気持ちよかったでしょ？」
さっとこっちを向いてむくれるA。
…怒ってるだろうけど、全然怖くないしむしろ逆効果。
可愛すぎる。
「もうっ、もっと優しくしてよ！」
SE「あはは、ごめんごめん。次からそうするね？」
約束は出来ないけれど。
でもその小さな身体で頑張ってくれたと思うと、愛おしくて思わず抱き締めた。
「せ、セフナ…？どうしたの。」
SE「んー…、いつもありがとうの気持ち。」
「…な、何…いきなり…。でも、私もありがとう…。」
ぎゅっとAからも抱きしめ返される。
細くて華奢な身体なのに、肌はすべすべでもちもち。
…それに、パジャマになったことで直に感じるふわふわの膨らみ。
SE「…当ててるの？」
「へ？」
SE「無自覚ならいいよ。」
僕はAの細くて綺麗な髪の毛を撫でて、頬に軽くキスを落とした。
そしてベッドにゆっくり押し倒す。
…そうやって目を逸らして恥ずかしそうにされると、余計にそそる。
そして、そのまま華奢な手首を掴んで唇を貪った。
「ん、…っ、」
SE「…A、力抜いて。」
まだ緊張してるみたい。
僕だって初めてだけれど、ここはちゃんと男としてリードしなきゃ。
「わ、分かんない…。」
SE「…じゃあ、僕の舌の動きに集中して。」
口内で逃げようとする小さな舌を追いかける。
僕はその隙に彼女の身にまとっていた布を上から順番に剥がしていった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 609人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nel_ | 作成日時：2019年12月15日 23時
