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しばらくしてひらひらと手を振って現れたセフニとチャニョルさん。
2人とも結構酔ってるのかな、顔が赤い。
「わざわざ来てくれてありがとう、ごめんね？」
SE「いや、僕が迎えに行きたかったから気にしないで。むしろ一人で帰ってきた方が心配。」
セフニはチラッとベクの方を見て軽く会釈した。
SA「チャニョリもごめんね〜、せっかく2人で飲んでたのに。」
CY「んーん、全然！愛しのソアの事を思えばセフニなんて置いてすぐ行くよ！」
SE「…ヒョン。」
セフニの鋭い視線を感じ取って、すぐ謝ったチャニョルさん。
完全に立場が逆転してるけど、セフニ、チャニョルさんに愛されてるなぁ。
BH「じゃ、二人とも気をつけてな。…あと、セフンさん。」
さっきからずっと喋ってなかったのに、やっと口を開いたベクはセフニを呼び止めた。
SE「…なんですか。」
BH「…気付いてたと思いますけど、俺小さい頃からずっとAのこと好きだったんです。…だから、絶対Aのこと泣かせるな。ちょっとでも不安にさせたら俺が許さない。…Aのこと、よろしくお願いします。」
ベクは真剣な顔でそう言い放った。
SE「…はい。僕がAのことを幸せにします。…ベッキョンさんには目移りさせません。」
真っ直ぐベクの方を見て、噛み締めるように言った。
なんだろう、この感じ。
ちゃんと2人が私のことを想ってくれているのが伝わって、温かくてくすぐったい。
SA「…うう、私泣いちゃいそう…、チャニョラ〜！！」
CY「俺もだよソア〜！セフニがかっこよくなって…っ、うう。」
そう言って2人は抱きしめあって泣いたふりをしていた。
…せっかく感傷に浸っていたのに、この2人はずっと2人の世界だなぁ。
まあそれが安心出来るし面白いんだけど。
SE「じゃ、帰ろっか、A。」
「…うん。」
そっと差し出された手に振れてみる。
ほんのり赤くて角張ってて、綺麗なセフニの指。
…まだ手を繋ぐのに慣れないなぁ、恥ずかしい。
SE「A手ぇ冷たい。」
「…そうかな？セフニも冷たいよ。」
少し赤い彼の顔を覗き込んで少し笑ってみた。
そうやって恥ずかしそうに目を逸らすのも愛おしい。
BH「…あのさ、俺の前でイチャイチャすんのやめてくれる？」
「…あ、ごめん。」
私たちもソアとチャニョルさんに負けないくらい、2人の世界に浸ってたみたい。
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りん(プロフ) - 年上の女性のいたいところ…セフン頑張って！ (2019年12月9日 7時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nel_ | 作成日時：2019年11月12日 19時
