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Sehun side
会社近くの居酒屋に向かうと、もうチャニョリヒョンは生ビールと唐揚げをつまんでいた。
いつも定時に退社するヒョンらしいな、と思い僕も店内に入る。
このごちゃごちゃした感じが何とも心地が良い。
Aさんとの食事の時は、カッコつけたくて少し高めの店を選んでいるからね。
…財布には痛いし、僕にはあっていないけれど。
CY「おーセフナ！お疲れ〜！」
SE「ヒョン、お疲れ様です。僕はビールと焼き鳥で。」
お冷を持ってきた店員さんにそう伝えると、身を乗り出してきたチャニョリヒョン。
CY「…では、これから今週末に開催されるセフン＆Aカップル、チャニョル＆ソアカップルの初デートの作戦会議…題して、"ドキドキ♡ハジメテデート大作戦会議"を始める！」
SE「…うわ。」
CY「こらセフナ！ヒョンに対して『うわ。』とはなんだ！」
SE「他になんて言ったらいいんですか。というかダサい名前付けないでください。」
運ばれてきた生ビールで乾杯しがてら、冷めた視線をヒョンに送った。
…焼き鳥おいしい。
CY「…とりあえず、デート場所は水族館。最終目標はキスだ！！」
SE「ぶっ！？ちょ、ヒョン何言ってるんですか！」
うう、変なとこに焼き鳥入った絶対。
CY「まあ初デートだし？キスは無難にいっときたいよな〜。」
SE「…仮にヒョンがそうだとしてもそれを僕に押し付けないでくださいよ。というか勝手にしてください。ヒョンがキスするタイミングとか知りたくもないですよ。」
CY「うわ、冷た。とか言ってセフニもやることやってんだろ〜Aちゃんと〜！」
ニヤニヤしてるヒョンをぶっ叩きたいけれど、そこは抑えて冷静に答える。
SE「いや、僕たちは健全な関係なので。そういうヒョンこそがっつきすぎてソアさんに引かれないように気をつけた方がいいですよ。」
CY「うっ…いや、ソアは男らしい人が好きかも知れねーじゃん！肉食系的な！？」
アタフタと誰に言ってるのかわからない言い訳を並べてるヒョン。
…それにしても、健全な関係か。
1回キス未遂ならしたし。
なんだかんだで毎日泊まりに来てもらってるこの半同棲みたいな関係は果たして健全なのだろうか。
いや、逆に毎日泊まりに来てるのに何の進展もないのはヤバくないか？
SE「…ヒョン、飲みましょう。」
CY「お、おう、そうだな。」
こんな時はお酒に頼っていいですよね、Aさん？
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りん(プロフ) - 年上の女性のいたいところ…セフン頑張って！ (2019年12月9日 7時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nel_ | 作成日時：2019年11月12日 19時
