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Sehun side
お昼休憩に入り、ぞろぞろとオフィスを後にする社員に続いて僕も社員食堂に向かう。
窓際の一番端に座って女子たちに話しかけられてるチャニョリヒョンに目で合図をして、いつもの日替わり定食を運ぶ。
僕が席に近付くと話していた女の子たちは散った。
チャニョリヒョンは誰とでも仲良くしてるしモテるだろうけど、僕はみんなに冷たいから近寄りがたいんだろうな。
まあ、めんどくさい女子たちばかりだから、好きになって貰えるのはAさんだけでいいけど。
CY「で、どうよ？Aちゃんとの同棲！」
SE「バッ…、何言ってるんですかチャニョリヒョン！」
僕が席についてすぐに、身を乗り出すように聞いてきた。
まるで僕の表情に興味津々とでも言うように、目をキラキラさせている。
SE「そういうヒョンはどうなんですか、ソアさんと。」
おばちゃんがおまけしてくれた唐揚げをつつきながら横目でヒョンをちらっと見ると、みるみる赤くなっていく整った綺麗な顔。
SE「順調そうで良かったです。」
CY「セフナ〜！お前ヒョンに対して失礼だぞ！こういう時は先に報告してからヒョンに頼るんだよ！」
SE「別に面白い報告はないですよ。」
CY「その顔は何の進展もしてないんだな〜。やっぱり頼れるヒョンの手助けが必要だよな〜！」
うんうんと満足そうに頷いて続けるチャニョリヒョン。
楽しそうだな、なんか。
CY「そうかと思ってセフニとAちゃん、俺とソアでダブルデートの予定立てたから今週末空けとけ。そんでAちゃんを誘え意気地無し。」
意気地無しなのはヒョンもだろ、って言おうと思ってやめた。
…実際僕の方が意気地無しだし。
正直このチャンスは逃す訳にはいかない。
SE「…ヒョン、お互い頑張りましょう。」
CY「お、珍しくやる気だな。」
ヒョンこそ、ちゃんと誘えるのかな。
CY「あ、ちなみに俺はもうOK貰ったから。後はセフニだけ。ちなみにAちゃんにもOK貰ったけどちゃんとセフニから誘った方がいいかな〜って思って。」
いや、手が早すぎる。
これじゃあ僕のかっこいい所が見せれないじゃないか。
SE「ヒョン…！」
CY「まあまあそんな怒んな。大事なのは当日だろ？これからプラン考えよーぜ！」
…確かにそうだけど、うまく言いくるめられた気がしてムカつく。
でもヒョンの言うことは正しいし、これは真剣に考えないと。
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りん(プロフ) - 年上の女性のいたいところ…セフン頑張って！ (2019年12月9日 7時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nel_ | 作成日時：2019年11月12日 19時
