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自室に戻りダイキくんを睨む。
相変わらずニヤニヤしててほんと腹立つ。
「あのさぁ、ほんといい加減にして！私と智くんは付き合ってないから！」
赤「でも神山のこと好きなんやろ？そうやって顔に書いてあるし。」
意外と恋愛のことは敏感なのね…。
赤「あ、ちゃうちゃう。ほんまに顔に書いてあんの。その人の名前と感情の度数？っていうの？」
赤「淳太の時は全然普通やったんやけど、神山とあった途端バーンって！！」
「何バーンって…。」
…ん？名前と感情がわかるなら智くんが私のことどう思ってるかもわかるってことじゃん。
「え、じゃあ智くんが私のことどう思ってるのかわかるの？」
赤「まー見えたけどそれ言っていいん？(笑)」
う…確かに。
「ダメです…。」
赤「な？あとさー、いくら悪魔だからって男を部屋に連れ込んだらあかんよ？」
何言ってんだダイキくん。
「勝手に着いてきたのはそっちでしょ？てか部屋の壁とかすり抜けるんだから意味ないじゃん。」
赤「せやねんけどなー！(笑)」
「というか中間さんから聞いたんだけど、物には触れるけど人間には触れないんでしょ？」
赤「え？触れるけど。」
そんなの聞いてない。
だったら、この話は別問題だ。
「え、でも中間さんは触られたことないって…。」
赤「気分によって変えれるねん！ほら！」
そういうとダイキくんはするっと私の身体をすり抜けた。
「うわっ！何これ気持ち悪！」
赤「じゃあこっちのがええ？」
そう言うとダイキくんは私に顔を近づけて、とん、と指先で私の肩を叩く。
「っ、わ…。」
悪魔って力強いんだ…。
だって指先で触れただけなのに、座ってたベッドの上に押し倒されるし。
「ダイキくんって力強いんだね。」
赤「まあなー！調節せんとAなんて一瞬で死ぬで！」
うわ、マジっぽい。
怖いから怒らせないようにしよ。
赤「でさ、A気付いてへんみたいやけど、触れるってことはあんなことやこんなことも出来るってことやで？」
「…はぁ？」
赤「悪魔界じゃ悪魔と人間のハーフとかザラやから！まぁ所有者と交わるのは禁止やけどな！」
ほんとに何言ってんだ。
笑ってる場合じゃないし。
「私、怖いからのんちゃんの部屋で寝よっかな。」
赤「は？えちょっとまってどこいくねん！」
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るる(プロフ) - 可愛川麗華さん» コメントありがとうございます！こちらこそリクエストありがとうございました。見切り発車なのでどうなるかわかりませんが暖かく見守ってくれると嬉しいです〜。私も占ツクに癒されているので、そう言って頂けて嬉しいです。頑張ってください！ (2019年5月16日 18時) (
レス) id: df8bf74651 (このIDを非表示/違反報告)
可愛川麗華 - 凄く面白いです。毎回見させて頂いているのですが、仕事で疲れた時などは、るるさんの作品を見て疲れを癒してます！講義中などの時に思い出していつもニヤニヤしてます！それほど楽しみにして読ませて頂いてます。いつまでも応援してます。お互いに頑張りましょう！ (2019年5月15日 22時) (レス) id: 03ed3147e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nel_ | 作成日時：2019年5月14日 17時
