占いツクール
検索窓
今日:112 hit、昨日:177 hit、合計:45,486 hit

. ページ3

.



それでも朝の爽やかな太陽の光は私を目覚めさせてくれる。



ポケットに入っていたスマホを確認して、今日が日曜日で何も予定が無いことに気付いて安心した。



でも何故か起き上がる気にはなれなくて布団に突っ伏してぐたぐたしていると、ドアが開いてあの綺麗な声が響く。



BH「おはよ、A。」



「ななな、なんで私の名前を!?!?」



名乗ってもいないのに突然名前を呼ばれて、思わず大声を出してしまった。



BH「天界で見てた時に名前知ったんだよね。」



…本当に、なんなのよこの男は。



天界とか訳わかんないし、本当にふざけないで欲しい。



てか普通に名前知ってるの気持ち悪いんだけど。



「…そうですか。もう明るいので行きます。さようなら。」



私はさっさとこの館から出て、この二日間で起こった出来事を忘れなきゃいけない。



現実でこんなことあるはずないんだから。



BH「えー、もう行くの?俺お前の血がないと死んじゃうんだけど。」



「どうぞ、お亡くなりになってください。」



BH「冷たくない?ねえAちゃん〜もうちょっと居てよ?」



冗談じゃない。



私はベクを睨みつけて身体を押し退け、玄関に向かった。



重たい扉を開けて、辺り一面緑に囲まれた大地に足を落とす。



…ここが何処かわかんないけど、明るいし歩いていれば知ってる場所に着くはず。



スマホで位置情報を検索しようとしても、何故か圏外で繋がらないし。



私は行く宛もなく森の中をさまよった。



.



はぁ、はぁ。



どのくらい歩いただろうか。



もう足はもつれて歩けないし、お腹空いたし暗くなってきたし本当に限界。



もしかして私このまま死ぬ?



霞む視界の中、必死に足を動かしていたけれど一向に景色は変わらない。



もうダメかも知れない。



そう思った時、聞き覚えのある綺麗な声がすぐ後ろからした。



BH「なあ、いつまで歩いてんの?」



最後の力を振り絞って振り向くと、ベクが呆れた顔をしてこっちを見ていた。



「ベク…、」



BH「うおっと…、危ない。」



安堵と体力の限界ですぐ力が抜けて、ベクにもたれ掛かるとすぐ意識を失った。



.



目が覚めると、あの部屋に居た。



私の顔を覗き込んでるのは、憎たらしいくらい綺麗な顔のベク。



BH「お前何回気失えば気が済む訳?」



「はぁ?だいたい誰のせいで…。」



言いかけて少し頭痛がしたのでやめた。



.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
324人がお気に入り
設定キーワード:EXO , K-POP , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぼぷぴ(プロフ) - 貴方様が書くお話、本当に面白いです…!!今回のギョンスのお話も最高でした…いろんな意味でドキドキが止まりませんでした!!これからも応援しています! (3月24日 16時) (レス) id: eb25947e96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう。(プロフ) - 1話1話がすごく読み応えがあって面白いです。シウミンさんの物語とスホさんの物語が個人的にすごく好きです。これからも作者さんのペースで更新して頂けるとうれしいです。 (3月17日 3時) (レス) id: 622a208a12 (このIDを非表示/違反報告)
猫わかめ - 今日初めてこの小説を見つけたのですが、とてもハマって一気に読んじゃいました。どれも狂気的で特にセフンくんのは結末に鳥肌がたちました。すごく面白かったです。これからも頑張ってください! (2月27日 1時) (レス) id: d5ef40128c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nel_ | 作成日時:2020年2月2日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。