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写真の中の私は、パソコンに向かって難しい顔をしていたり通勤中でウトウトしていたり、とにかく恥ずかしいものばかりだった。



あとは、笑顔の写真もあった。



「どうして私の写真ばかりなの?セフニと映ってるのは?」



SE「…あんまり二人で写真撮らなかったんだ。Aヌナの写真はいっぱい撮ったんだけどね?」



はにかんだ彼は荷解きをやめてアルバムに視線を移した。



SE「…これとか、懐かしい。」



セフニの視線の先には、私とセフニが隣合って笑っている写真があった。



「いい写真だね。」



SE「…うん。」



じっくりと見て、ふと気が付いた。



私の隣にもう一人誰かが映っていた形跡がある。



だけど後からその人だけ切り取られていて、それが誰なのかわからなかった。



「ねえ、セフナ――」



SE「さ、片付けてご飯にしよっか。僕荷解きしてたら疲れちゃった。」



私の隣に映っていた人が誰なのか聞こうとしたら、セフニの声に遮られる。



目を合わせずにすぐにアルバムを片付けるから、違和感を覚えた。



でも有無を言わせないセフニの態度に、何故かあの写真の事を聞くのが躊躇われた。



私はアルバムが入っていた箱を物置に置いて食事の準備を手伝った。



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夢は自分が自覚していない事を反映して見せてくれるらしい。



私は事故当初のショックで事故のことも覚えていないのだけれど、夢に見ることも無い。



それが普通なのかも知れないけれど、少しでも元の生活を思い出す為に夢に助けを求めた。



それは今日も変わらず、寝る前に深呼吸をして夢日記の準備をする。



朝起きてすぐにセフニに見た夢を報告しよう。



そうしたら何か分かるかも知れない。



私は静かに目を瞑り、隣のセフニにおやすみを言って眠りにつく。



頬に触れた柔らかい感触を感じる頃には、意識を手放していた。



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インターホンが鳴った音で目が覚めた。



嫌な予感がするから今の時間を確かめたくないけど、仕方なくスマホを確認してドアの向こうの人物に応答する。



…よかった、これから準備すればまだ間に合う時間だ。



「おはよ、A!」



「…チャニョラ、なんでこんな朝早くに。」



CY「昨日飲みすぎてたから絶対朝起きれないだろうなって思って起こしに来た。」



玄関を開けて早々私の身体に飛び込んで、ぎゅうぎゅうと抱きしめられる。



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ぼぷぴ(プロフ) - 貴方様が書くお話、本当に面白いです…!!今回のギョンスのお話も最高でした…いろんな意味でドキドキが止まりませんでした!!これからも応援しています! (3月24日 16時) (レス) id: eb25947e96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう。(プロフ) - 1話1話がすごく読み応えがあって面白いです。シウミンさんの物語とスホさんの物語が個人的にすごく好きです。これからも作者さんのペースで更新して頂けるとうれしいです。 (3月17日 3時) (レス) id: 622a208a12 (このIDを非表示/違反報告)
猫わかめ - 今日初めてこの小説を見つけたのですが、とてもハマって一気に読んじゃいました。どれも狂気的で特にセフンくんのは結末に鳥肌がたちました。すごく面白かったです。これからも頑張ってください! (2月27日 1時) (レス) id: d5ef40128c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nel_ | 作成日時:2020年2月2日 1時

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