検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:721 hit

0.2_雪国 ページ2

.



私は死んだ






襲撃で撃たれそうになって居た太宰を庇い呆気なくと






太宰や安吾の余生を見守りたいと思っていたが、その願いは直ぐに砕け散った






私が生まれた世界には"個性"と云う異能に似て非なる力や、"ヒーロー"と"敵"と云う集団が存在する






そんな世界で前世の記憶を持った私は生きる






□■□



_年齢不相応に落ち着いて居て気持ち悪い_






_表情が貧しい…まるで人形のようだ_






_口調もこの歳にしては異常だ_






嗚呼…まるで









_敵のようだ_









周囲の人から似た事を何度も云われた






『判っている』






この性格も表情も口調も、年齢不相応で鬼魅悪がられて居る事も






敵向きだって事も






『判っている…』






元は敵だったから






本当は人を救う側に向いていない事も






『それでも私は…』






人を救う側に…ヒーローになりたい






其方の方が、幾分か素敵らしいから






咖喱が大好きな赤毛の彼を思い出しては、ふと目を瞑った

0.3_月下獣→←0.1_設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:文スト , ヒロアカ , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:フミツキ | 作成日時:2019年4月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。