31話 ページ38
Noside
蒼神が倒れるとゆらゆらと姿を消した海青。
そして、炭彦の呼吸は落ち着き、穏やかな表情になった。
「入ってきていいよ。」
禰豆子が外で待機しているカナタ達に声をかけると、勢いよく扉が開き、中に入ってきた。
そして、倒れている蒼神を見ると、燈子以外の全員が声をあげた。
「ナースコールした方がいい…よね?」
悩む燈子に炭治郎が言う。
「なーすこーる?は必要ないぞ。さっき蒼華の上司に状況を説明して迎えに来てもらうことになったから。」
「あ、そうなの?良かった……。じゃあ大丈夫ね。」
「どこが大丈夫なんだよ。」
燈子の言葉に善照がつっこむ。
「見えない人は黙っときなさい。本当に大丈夫なのよ。・・・色々あっただけで。」
「色々って何?色々って。」
「炭彦を助ける為に無くしたら駄目なものを差し出した反動よ。細かいことは今度話すわ。」
グダグダ言い合っていると、病室の戸がノックされ、1人の男性が入ってきた。
蒼神の上司……五条悟だ。
彼の顔を見ると、気まずそうに目を逸らした禰豆子と炭治郎。
五条は何かを察し、何も言わず蒼神を抱き抱えた。
所謂姫抱きだが。
「蒼神は僕が連れて帰る。君達も早く帰りなよ。炭彦くんだっけ、その子は明日ぐらいに目覚めると思うから。
もし目覚めなかったらここに電話してね。」
そう言って五条は家入の電話番号を書いた紙を渡し、炭治郎と禰豆子を連れて病室から【飛んだ】
10秒もしないうちに彼女達は高専に到着していた。
五条は家入に蒼神を引き渡し、家入のいる場で事情説明を求めた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
和歌は適当です。
意味は、【昔から守ってきた海よ 子供の命を繋ぎ止めてくれ】みたいな感じです。
1つ前のお話のことを此処で話すのはおかしいですが、文字数が足りなかったので今この場を借りて話しました。
そして、やっと海青ちゃんを出すことが出来ました!
海青ちゃんにはまだまだ秘密があるのでこの先明かしていきたいと思います!
最後に、お気に入り登録者数や評価が増えていて、もう毎日脳内で発狂してます。
本当にありがとうございます!!
これからも頑張りますのでよろしくお願いします!!
.
365人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
果鈴(プロフ) - 星猫さん» 鬼滅の刃、呪術廻戦、ハイキュー、約束のネバーランド、文豪ストレイドッグス、暗殺教室、ヒロアカです。暗殺教室とヒロアカは少し知ってる程度ですが……。 (2021年3月20日 8時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月20日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
果鈴(プロフ) - プスメラさん» プスメラさん初めまして。コメント、応援ありがとうございます。この小説のオチは決めていないので、今後アンケートという形でオチを決めたいと思っています。折角コメントして頂いたのにすみません。 (2021年3月3日 17時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 果鈴さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月3日 17時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
果鈴(プロフ) - ましゅふわさん» ありがとうございます!頑張ります!一般入試…ですか。全力出し切りましょう!(偉そうにごめんなさい) (2021年3月2日 19時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:果鈴 | 作成日時:2021年2月25日 19時