48話 ページ10
Noside
華日が何気なく発した、『立派な優しい神様』
この一言で、夜狐はどれだけ救われただろう。
今回は、夜狐の過去のお話＿＿＿＿＿＿＿＿
蝶が昼と夜に別れた時、昼は善、夜は悪と化していた。
日狐は困った民を助けていたが、夜狐は、、、
沢山の人々を殺していた。
遊びのように、人を殺していた。
罪悪感の欠片もなく。
云わば殺人鬼だった。
時は流れ、鬼が現れた。
鬼は人を殺して喰らっていった。
自分がいつも見ていた死ぬ時の血が舞う光景。
傍から見れば恐ろしい光景だった。
自分はこんなことをしていたのか。と、夜狐は悔いた。
そして、罪滅ぼしの代わりに鬼を手当り次第滅殺した。
だけどある日、自由に動いて鬼を滅することが出来なくなった。
蝶の片割れ、夜狐を祀る神社が出来たのだ。
元々蝶を祀る神社はあったのだが、狐の姿になったのでそこに囚われることは無かった。
だが、今の自分の姿の神社が出来ると夜狐はそこから出ることが出来なくなった。
「これで夜の神の力が手に入った。」
社家の分家の人はそう言って笑った。
そして大正時代。
自分を
参拝客も来なくなった。
人に信仰されない神は消える。
消えるが死ぬ事は出来ない。
ただ、新しく信仰する人が現れるのを待つだけ。
ある日、彼女が来た。
自分を閉じ込めた憎い社家の分家の人間。
彼女は神社を見ると、掃除を始めた。
彼女は自分を助けてくれた。
だから彼女は何を犠牲にしても助けると己に誓った。
あの事があるのは分かっているが、救いたい。
善と悪に塗れた社家の光側の彼女。
でもせめてもの恩返しとして、
夜「妾が殺人鬼だったのを知ってるとゆうことは、お主は雷とやらでは無い、上弦の壱に変装した
＿＿＿＿＿＿＿＿暁じゃろ？」
空気が凍り付いた。
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意味が分からなかったらすみません。
それと作者は、神社とか神様とかのことを全然知らないのに、勝手にこうかな〜と想像で書いています。
これは違うんじゃない？等と思った場合は気軽にコメントしてくださいね。
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果鈴(プロフ) - キノダルマさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて本当に嬉しいです！ご期待に添えるよう、これからも頑張ります！ (2020年9月30日 18時) (
レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
キノダルマ - とーっても面白かったです！ (2020年9月30日 17時) (レス) id: 204d41c1fd (このIDを非表示/違反報告)
果鈴(プロフ) - 桜菜さん» あ、昨日のコメント、レスし忘れてた。 (2020年9月6日 9時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
果鈴(プロフ) - 神社の巫女シリーズの謎や伏線を回収してくから伏線探してみてー。結構分かりにくいけど。 (2020年9月5日 16時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
桜菜(プロフ) - 新作！ (2020年9月5日 15時) (レス) id: 521c217433 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：果鈴 | 作成日時：2020年9月4日 21時
