プロ野球選手 短編

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翔くんと拳士さん以外のメンバーは

私が翔くんが好きなことを知っている。

ハッキリ言って拳士さんは、

気づいてるのか気づいてないのか

わからない。


拳「そういえばさ〜A彼氏とかいないの〜？」

「いたら、ここにいません。w」

卓「なんで作らんと？」

むっ。意地悪だな。w

「なんでだろうね〜？w」

遥「大将も彼女いないっすよね〜」

翔「お、おれ？w」

拳「実は好きな人いるとか〜？w」

翔「おるよw」

グサッ。。何気ない一言なんだろうけど

傷つくなぁ…

私はこれ以上聞きたくなくて

お手洗い行ってくる！と言って抜け出した。

お手洗いの鏡を見てちゃんと笑えるかな。

笑顔の練習！なんて気を紛らわして

お手洗いのドアを開けると

壁にすがる 翔くんが居た。

「あ、ごめん、待った…？」

翔「別に。俺A待ちやし。」

「わ、私？」

翔「さっき好きな人おる言うたやろ？」

「あ、う、ん、、」

翔「あれAの事やから。」

「えっ？」

翔「Aは俺のことお兄ちゃん

としか思ってないかもしれんけど

俺はずっと妹としてやなくて女として好きやった。」

「私も…お兄ちゃんとしてじゃなくて…好き」

翔「じゃあ、俺の女になる？」

「なるっ！」

翔「ん。戻るか。」

「うん！」


拳「あー2人ともどこ行ってたの〜」

雄「あっ、！もしかして…」

卓「ついに…？！」

拳「え、なになに？」

翔「Aは俺の女やから手出すなよ。」

遥「ひゅーひゅーww」

拳「うそっ！いつの間に…！」



そのあともひたすら

4人にからかわれたのはいうまででもない。





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