プロ野球選手 短編

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私は拳士くんに抱きしめられているため

卓の様子が見えない。

見えるのは拳士くんの筋肉がついた胸。



卓「拳士。」

拳「んー？どうしたの卓」

卓「何しとると？」

拳「何ってAを抱きしめてるのー」

卓「俺の彼女っちゃけど。」

拳「あぁ、ごめんごめん〜w」

拳士くんが笑いながらそういうと

卓は黙って私の手を引いてベンチ裏に向かう。

今までに見たことないくらいの

怖い顔をしてる卓。

申し訳なくなって謝ろうとした時だった。


「た、たく」

卓「なんで？」

「え？」

卓「なんで拳士にかっこいいち言ったり
抱きしめられても抵抗せんと？」

「そ、それはね、卓」

卓「俺はこんなに好きなのに
Aには伝わらんと？」

「伝わって…るよ。」

卓「じゃあなんで！
俺は…いつもAを離したくないち
思っとるっちゃけど」

「ごめん…卓…」

卓「謝らんでもいいけん。
もうあんな事せんで」

「うん…本当はね…卓に嫉妬してほしかった…」

卓「俺はいっつも嫉妬しとる。」

「ごめんね、、拳士くんに協力してもらった。」

卓「やけん、今日連れてきたくなかったっちゃ」

「ごめん。。卓」

卓「許す。けど、俺から離れられんようにするっちゃ。」

卓「夜覚悟して。」

卓は耳元でそう呟いた後

みんなが居るところに

私の手をしっかり握って戻る。


拳「たく！ごめん…」

卓「全部聞いたっちゃ。許さん。」

拳「えええ！」

卓「うそうそw」

雄「え？ねぇ、遥輝！どういうこと！？」

雄也くんは状況を把握できなくて

遥輝くんに縋るようにして問う。


遥「卓さんに嫉妬させて
雄也がどんな反応するかみてみたかってんw」

雄「あぁー！よかった…」

「ごめんね？」

雄「いや、何もなくてよかった。」

遥「雄也めっちゃおもろかったw」

拳「めちゃくちゃオドオドしてたよねw」

卓「見たかったw」

雄「見なくていいです！w」


卓「拳士。」

拳「なに？」

卓「Aは俺の彼女やけん。」

拳「わ、わかってるよ〜」



顔を真っ赤にする私と卓を

見てクスクス笑う雄也くんと遥輝くん。




その夜これでもかっていうくらい

卓に愛されたのは言うまでもない。





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たーずん さん

リクエストありがとうございますm(__)m


更新遅くなってすいません(´･_･`)


期待に応えられているかわかりませんが

これからもこの小説を

よろしくお願いしますm(__)m






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