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HSside


俺の部屋はヌナの部屋の近くですぐに音が聞こえる


ドダンッッ!!



こんなでかい音、聞こえないわけない


この音で目を覚まし、急いでヌナの部屋に向かった



部屋のドアを開けると、倒れているヌナ


寝起きで働いていない頭でも理解できた


やばい


早くしなくちゃ


「誰かぁー!!!!」


「誰でもいいから早く来て!!!!!」


本当に近所迷惑なくらいの大声で叫んだ



「お願いだから…!!」


「ヌナ…!」


こんなにも苦しいのに


我慢していたなんて…


ごめん、気付いてあげられなくて


JH「うるさいよ、どうしたホシや〜」


何も知らないヒョンが呑気に聞いてきた


「ヒョン!!ヌナが!!!」


そう言うと表情が変わったヒョン


JH「A…!?」


JH「どうした!何があったの?!」


「詳しいことは後で!スンチョリヒョン呼んできて!!」


JH「分かった…!」


JS「…ホシ」


「あ、ヒョン!」


「お願い助けて!」


悔しかった


俺はこんなにも無力で、今の俺にはヌナを助けることも出来ないなんて


ヌナを裏切ったヒョン達を頼ることしか出来ないなんて


悔しい




JS「落ち着いて、とりあえずマネヒョン呼ぼう」


そう言って電話してくれるヒョン


なんだかんだ言ってヌナの事が大好きなんだ


SC「A!!!」


SC「また倒れるなんて…」


JH「また?」


「昨日も倒れたんだよ、ヒョン」


JS「じゃあ昨日帰ってこなかったのって、」


「病院行ってたから」


JS「でもAさっき帰ってきて、練習してたって…」


「は?」


SC「ごめん、俺知ってた」


SC「昨日マネヒョンから連絡あって、A帰ったって」


SC「だけど、待っても帰ってこないから探しに行ったら練習室に居て、」


SC「練習生の子と楽しそうに踊ってたんだ」


SC「だから、そのまま、」


「帰ってきたって言うの?」


SC「…うん、」


「なぁ、なんの為に俺達はヌナの秘密を知ってるわけ?」


「こうならない為でしょ?」


「なのに、止めなかったって、ヒョンは全部知ってたよね?」


「耳の事も倒れた事も」


「何やってんの?」


SC「…ごめん」


「はぁ」


とにかく今はマネヒョン早く来て






.

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名無し67078号(プロフ) - こんなに良い作品作っていて本当すごいと思いました。私自身は右耳が聞こえていなくて、同じような体験をしたことがあったので本当に凄いなと思いました。これからも良い作品をたくさん作って頑張って下さいね!! (2019年5月18日 10時) (レス) id: ab276629ac (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - モノトーンさん» 貴重なコメント本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします! (2019年5月3日 16時) (レス) id: 716fdabcd3 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - モノトーンさん» コメントありがとうございます!いとこさんもきっと周りと違って不便な所とかあるかと思います。でもそれを気長に待って、安心できる場所を作ってあげてください!私はそういう事で凄く支えられました。相手の気持ちになってみることが大事です!! (2019年5月3日 16時) (レス) id: 716fdabcd3 (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - わかりません。けどこのお話で少しわかったように感じました。いとこのペースで話せたらと思います。読みにくく、ながくてすみません。作者さん頑張ってください!応援してます。 (2019年5月3日 11時) (レス) id: e27b40fc50 (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - はじめまして。このお話とっても良いお話ですね。実は私のいとこは5さいのとき、どちらの耳かも何がげいいんかもよく知らないのですが耳が聞こえにくくなりました。元々なかがよかったわけでもなく、その子に話ても避けられていました。私も正直その子の恐怖がよく (2019年5月3日 11時) (レス) id: e27b40fc50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるかっぱ | 作成日時:2019年4月14日 17時

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