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《Your side》






スンミンくんが教室を出ていってすぐに、私も帰路に着いた。4月らしい気候で、黄昏時はまだ少し肌寒い。







『ただいま』



特に寄り道をする訳でもなく、返事の戻ってこない部屋に帰宅を知らせる。高校に進学すると同時に一人暮らしを始めてはや一年だが、誰もいない部屋はやっぱり寂しい。





『……今週末は戻ろうかな』




ベッドに転がって呟く。
最近は進級したのもそうだし、沢山の事がありすぎて疲れてしまった。




キムスンミンくん。よく分からないけど、悪い人じゃなさそう。




『仲良く、できるかな』




一縷の不安と、それ以上の楽しみで私はいっぱいいっぱいだった。



今日はご飯はいいや。風呂も明日の朝入ろう。
起こったことを振り返るように私は目を閉じて意識を沈めた。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:でんでんい | 作成日時:2024年1月21日 2時

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