まどろみ（48） ページ3
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お風呂から上がりリビングに入ると、侑李くんは私にソファに座るよう促した。
A「 ··· ？」
泣いた後の独特の怠さを持ったまま。
五人掛けのソファの上で見つめ合った数秒、侑李くんはどこか切なげに一瞬目を伏せてから、もう一度私を小さく見上げた。
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侑李「 冷やすと良いらしいんだ ··· 」
そう言って、ガーゼで包んだ保冷剤を、私の頬にそっと当てた。
冷たさに体が少しびくりと跳ねてしまった私を見て、申し訳なさそうに眉を下げる。
侑李「 ······ 冷たい、よね、」
A「 うん、けど気持ちいい ······ ありがとう、」
侑李くんの少し不器用な優しさが、本当に胸に沁みるの。
腫れている目も、こんな痣も、見られたくなかったのになあ。
けれどそんな事全く見えていないかのように、いつも通りの態度と目の色で私の頬に手を伸ばす侑李くん。
······ 申し訳ないと思った。
A「 ありがとう、後は自分で、」
侑李「 ん ··· いいよ、僕がやる 」
伸ばしかけた私の右手を、侑李くんはパシリと掴む。
A「 ······？」
何本かまとめて掴まれた指先に力が籠り、血色のある唇をふにゃりと小さく歪ませた。
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めい(プロフ) - 盟さん» コメントありがとうございます！最近少しずつですが更新ペース上げられて良かったです .. お待たせしてしまい本当にすみません！暖かく見守っていただいて嬉しいです、本当にありがとうございます ( ; ; ) これからも是非応援よろしくお願い致します！ (2020年8月3日 23時) (
レス) id: 9a48dd27b7 (このIDを非表示/違反報告)
盟(プロフ) - 最近また更新再開？してくださってとても嬉しいです(*´-`)ずっと待ってたので...♪大好きな作品です（＾_＾）これからも応援しています！ (2020年7月26日 23時) (レス) id: 2aa16a942c (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - まっころりんさん» コメントありがとうございます！面白いと思ってもらえて本当に光栄です、、、(>_<)更新頑張りますのでこれからも応援よろしくお願い致します！ (2019年7月4日 0時) (レス) id: 9a48dd27b7 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 悠華さん» コメントありがとうございます、嬉しいです(>_<)とても更新遅いですが、必ず完結致します、どうか最後まで見守ってください！ (2019年7月4日 0時) (レス) id: 9a48dd27b7 (このIDを非表示/違反報告)
まっころりん(プロフ) - このお話、すごく面白いです！主人公と知念君の行く末が凄く気になります。これからも、更新頑張ってください。待ってます！ (2019年6月23日 18時) (レス) id: 43501add82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい | 作成日時：2019年2月7日 0時
