毒舌なAぇ！女の子 (ページ14)

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恋の病と野郎組ページ14

若佐第一高等学校、2年G組。

この教室には男だけ。

『いや、おかしくない？？』

そう。私、九山(くやま)妃和(ひより)も野郎組の1人。

七瀬(作間龍斗)「昔も野郎組に女が1人居たらしいね。」

『そこまで細かく再現しなくても…………。』

一条(高橋優斗)「まあそこまで落ち込むなよ！！お前だってほぼ男だろ？？」

彼、一条ことジョーは肩に手を回しながらそう言う。

『なっ！失礼な！！』

彼の体をドンッと押してやった。

一条「いってえ！！ほら、馬鹿力！！ゴリラじゃねえかよ！！」

『あんたがいけないんでしょ！？』

五島(猪狩蒼弥)「まあ、これから頑張ろうぜ？？」

『うん……。』

私は不貞腐れ気味に言った。

三村(中村嶺亜)「でもさ、なんで妃和ちゃんが野郎組になったんだろう。」

八代(正門良規)「おれも気になった。」

二葉(佐藤龍我)「うーん………。わかんない。」

『なんでよ…………。』

四谷(織山尚)「でもさ、妃和ちゃん！紅一点だよ！！なんかいいじゃん！！」

六反田(岩崎大昇)「そうだよ！！しずかちゃんみたいじゃん！！」

『まあ………よく考えてみればそうかも！！』

一条「ｺｿ((ヨツヤ達、妃和の機嫌とるのうまいな。」

七瀬「ｺｿ((ジョーが下手なだけでしょ。」