卍あいらびゅ！卍

#29 ページ28

You side






「あの二人、付き合ったかな」

恭平「そりゃ付き合ったやろ。もう何年両思いなん」

「4年くらいやろ」

恭平「やっば(笑)」

「もーほんま、はよ付き合ってもらわんと困る」




恭平と私は、

部屋の大きな窓から海が見えるとこで、

座ってて超どうでもいい話を話してる。(笑)









でも、部屋もいい感じに暗くて、

大人の雰囲気やで(笑)









恭平「なんか、付き合ったら何すればいいんやろな」

「え、めっちゃいきなりやな」

恭平「やって中学生が付き合って何するん」

「チューとかハグとかやろ。それしか分からん。(笑)」

恭平「男と女って欲が違うんやで。保健でやったやろ」

「やった。男女交際について…みたいなやつ」

恭平「男はハグもキスもそういうことも付き合ってすぐしたいタイプやねん。理性が抑えられへんくなるから」

「知らんしww」

恭平「俺ももし誰かと付き合ったらどうなるんやろな〜」

「変なこと言わんといて。
恭平が誰かと付き合うとか変な感じやわ」

恭平「もしどっちかに彼氏か彼女が出来たら、俺らどうなるんやろな」

「考えたことも無いなぁ…」


まあ、考えたくないだけやねんけど。(笑)



恭平「あんま会えへんくなるんかな」

「そうやろね、」

恭平「それは嫌やああああ！！！」

「いきなり声でかいやん」

恭平「え、俺Aと会われへんとか生きてけん」

「でも彼女出来たらそっち優先やろ」

恭平「え、それとこれはちゃう！！」

「ちゃうくないやろ(笑)」

恭平「もーAは俺の家族みたいなもんやし、
隣におってもらわんと困る」

「でも彼女がおったら絶対彼女の方が大事になるやろ」

恭平「そうかなぁ…」








恭平に彼女とか嫌やし、

私がその座を勝ち取ろうとも思わんけど、

できる限りそばにいて欲しい。






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