卍あいらびゅ！卍

#22 ページ21

in お風呂








(BOYS side)





恭平「長尾、華子となんか進展あったん？」

長尾「ない。何から始めればいいかわからへん」

道枝「お前ら傍から見たら付き合ってるみたいやで。(笑)」

恭平「めっちゃ仲良しやしな」

長尾「小学生のときよく遊んでたからだけやし」

道枝「でも、華子も意識してると思うで？」

長尾「そうなんかなぁ」

恭平「してるやろ。あんなにアタックとしとるんに意識しとらんかったらあほや」

長尾「アホとか言わんといたって」

恭平「はいはい」

道枝「でももうずっと好きやん。
この旅行中にでもタイミング作ったるから告白した方がええで？はよしんと取られるで」

長尾「せやけど…、頑張ってみる」









長尾「てか、そういう恭平はどうなん」

恭平「俺？」

道枝「お前に関しては何年好きやねんほんまに」

恭平「軽く10年くらいやな。ｷﾗ」

長尾「いや、そこドヤ顔するとこちゃうしな？
そろそろはっきりしてや」

恭平「え、何をはっきりするん。」

道枝「いつまでもそんな素直じゃなかったらAやっていつか誰かのとこ行くやろうし、もしかしたら恭平の隣から消えることだってあるかもしれん」

恭平「でも、どうみてもあれ好きなわけないやろ。俺の事」

長尾「は？！そんなとこわからんやん！」

道枝「A分かりずらいだけやし、意外とAやって恭平のこと気にしてるんやで？」

恭平「え、そうなん？」

長尾「ほんま鈍感やな〜この卍男は」

恭平「おい、卍のことバカにしたやろ」

道枝「そこ怒るとこちゃうし。(笑)」

恭平「今日寝る時なんか聞いてみるわ。
聞けるかわからんけど」

長尾「報告よろしくやで」

道枝「いや、お前もやからな」








恭平「てか道枝好きな子おらんの？」

道枝「そんなこと教えるわけないやろ」

長尾「え、おかしいやん。俺ら教えてんのに」

道枝「わかった！はいはい！
居るけど別にそうたいしたもんちゃう」

恭平「誰ぇ？！？！」

道枝「……3班の、三橋」




長尾「はぁ〜〜〜〜、まあ確かにみっちーのタイプやしな」

恭平「お似合いやで」

道枝「いや、別に欲深くない。
ただ好きでいたいだけやし」

長尾「告白しんの？」

道枝「あいつが俺の事好きになるわけないやろ。」

恭平「なんでそんな自信ないん」

長尾「なんかあったん？」

道枝「…まあ」






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