名取先生の恋事情。 (ページ2)

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「は～、やっとひと段落ついたね。」

横峯「そうだねー。お医者さんはいつどこで何が起こるかわからないから大変だよね～…」

横峯あかりちゃん。

私と同い年で、すごく可愛くてオシャレで…

ただちょっと抜けてるけど。

灰谷「僕も疲れちゃいましたよー…」

「灰谷先生今日めっちゃ活躍してたよね。」

横峯「うんうん。すごかったよ～」

灰谷「そうですか？ありがとうございます」

灰谷先生は

ちょっと…と言うかだいぶ

弱そう…(笑)

でも頭はいいと思う。

緋山「あれ、名取は？」

カルテ整理が終わった

緋山先生がコーヒーを持って私たちの中に

入って来た。

横峯「確かにいないですね。あの人マイペースですからねぇ」

灰谷「僕も見てません。どこ行っちゃったんだろうなぁ。」

緋山「あれ、さっきA一緒にいなかったっけ？」

「…え？」

やばい何も聞いてなかった。

疲れててもう何も聞く力すらない(笑)

緋山「名取どこ行ったか知ってる？言いたいことがあるんだけど」

「名取先生ですか？さっき中庭の方に行かれましたよ」

横峯「さすがAちゃん。名取先生のことはなんでも知ってるよね～。」

「え？いやいや、そんなことないよ。」

名取颯馬先生。

私と同い年で、

私の大学の同級生だった。

時々一緒にランチとか…

まあ食堂のご飯だけど。(笑)

色々大学時代のみんなで

集まる時とか、同じだから

結構なんでも話せる仲。って私は思ってる！！(笑)

緋山「ありがとう。ったくあいつったらほんと気分屋なんだから」

緋山先生はちょっとイライラしながら

中庭に向かった。

ま、いつものことだけどさ(笑)