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# 10 ページ11
伊 「 Aを捨てたのは大ちゃんの方でしょ 」
有 「 俺は捨ててなんか…！ 」
伊 「 捨てたじゃん、Aの気持ちにも気づいてあげられずに 」
有「 ちげーって！ 捨てたんじゃねーって、 」
伊 「 だいちゃんさ、Aのこと何もわかってない 」
有 「 俺はわかってるつもりでいる…、 」
伊 「 つもりでいる…？(笑)わかってないよ、そんなの、A、どれだけ落ち込んでるか 」
有 「 え？ 」
伊 「 とりあえず、今のAに大ちゃんは危ないから、近寄らないで？ 」
有 「 おい、ちょ！ 伊野尾ちゃん、 」
伊 「 自分のモノにしたかったら、まず今の自分考え直した方がいいよ 」
有 「 …、」
結局、俺が全部悪かった、
Aの気持ちにも気づいてあげられずに、
奈緒と付き合って、
付き合ってんのに、人生つまらないとか、
こんなことしてたら
A、伊野尾ちゃんのものになる。
「 あー、俺もう無理だ 」
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作者名：まなぽよ | 作成日時：2017年8月17日 12時
