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「 はぁー、ついた 」
有 「 失礼しまーす 」
心 「 あ、だいちゃん 」
睦 「 あ、また教科書忘れたんじゃない？ 」
「 はい、これ、ちゃんと返してね？ 」
有 「 はいはい、ちゃんといつも返してますよ 」
「 じゃあね 」
有 「 んー、ばいばーい 」
女1 「 有岡くんって、Aちゃんのなの？ 」
女2 「 イチャイチャしないでよね、人前で 」
私のことだよね、
分かってるよ、大貴がモテるのも、
みんなにキャーキャー言われてるのも、
放課後告白されてるのも。
知ってるけど。
睦 「 ほら、そんなに落ち込まないの！ 」
心 「 Aにはウチらがいんじゃん！ 」
「 うん、ありがとうううう 」
結局いつも救ってくれるのはこの2人だ。
先生 「 平田ー、有岡に呼ばれてるぞー 」
「 え？ 」
有 「 A、やっぱ教科書要らなかった(笑) 」
「 はぁ！？ 」
有 「 ごめーん、ほんとに 」
「 まあいいけど、 」
有 「 うん、じゃあ！俺行くから！ 」
「 …、ばいばい！ 」
心 「 それにしてもほんとにずっと好きだよね 」
「 うるさい、 」
睦 「 もー、そろそろ素直になりなよ 」
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作者名：まなぽよ | 作成日時：2017年8月17日 12時
