検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:28,517 hit

1話 ページ4

甚爾side








………冬なのに酷い雪の日だった





誰一人として町を歩いていなかったそんな日









呪術師が1人の子供を殺そとしていた






普段だったらそんなの素通りするはずだった

……だった









だが、何故か気づいたら足が手が動いていやがった



どうしてかなんてわかるはずがねぇ









ただ、ただ、、、、、


そいつと自分を重ねてしまったたから




だと思う







殺した呪術師の血を浴びて真っ赤に染まるガキ着物


周りが赤で染まる









緊張感が走る

より寒い空気が肺に凍てつかせる










ガキは怯えずに俺を見ていた


不思議、いや面白いと思った。
ヒシヒシと伝わる呪力の量、ガキでも分かる美貌……

コイツは、こっち側の人間だとすぐに分かる









だが、もっとも気になったのは







「お前、名前は?」


『……わからない』



蚊が泣くような小さな声だった。








フゥ-フゥ-
そんな声はすぐに風にかき消された









拾ったガキは名前もわからない、いやなかった

だから俺は









「……そうか、、、じゃあお前の名前は翔だな。」

『…え?』


びっくりしたような声だった。









どうしてこいつに、翔に、
名前をつけたのかは分からねぇ




「ほら、帰るぞ」


小さい体はすごくやせ細っていて軽かった
酷い仕打ちを受けていたのだと感じされられる。







「俺の名前は伏黒甚爾。…お前の父親だな。」



自分でも何を言ってるのかわかりゃしねぇ。

不器用。その一言だけが1番似合う









ガキは涙を流しながら、、


『……はいッ、おとーさんッ』



と、言った





それを聞いただけで


どこか、心が軽くなった気がした。









翔を腕に抱えて一緒に家に帰った。







翔に自分が持っているものを全てあげたいと、


思ったから。









名前の由来、、、、旅立つ時

2話→←術式



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
130人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 伏黒恵 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るり - こうゆうの探してました。更新頑張ってくださいp(*^-^*)q続き待ってます! (2021年5月13日 0時) (レス) id: 780898f1aa (このIDを非表示/違反報告)
ナビィ(プロフ) - 四季さん» 頑張れッ。応援する。 (2021年1月20日 14時) (レス) id: 8e0d72a18f (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - 惚れる(((殴)今日更新出来るように頑張る! (2021年1月20日 14時) (レス) id: 064a52ff81 (このIDを非表示/違反報告)
ナビィ(プロフ) - 好き。 (2021年1月19日 16時) (レス) id: 8e0d72a18f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:四季 | 作成日時:2020年12月25日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。