1話 ページ4
甚爾side
………冬なのに酷い雪の日だった
誰一人として町を歩いていなかったそんな日
呪術師が1人の子供を殺そとしていた
普段だったらそんなの素通りするはずだった
……だった
だが、何故か気づいたら足が手が動いていやがった
どうしてかなんてわかるはずがねぇ
ただ、ただ、、、、、
そいつと自分を重ねてしまったたから
だと思う
殺した呪術師の血を浴びて真っ赤に染まるガキ着物
周りが赤で染まる
緊張感が走る
より寒い空気が肺に凍てつかせる
ガキは怯えずに俺を見ていた
不思議、いや面白いと思った。
ヒシヒシと伝わる呪力の量、ガキでも分かる美貌……
コイツは、こっち側の人間だとすぐに分かる
だが、もっとも気になったのは
「お前、名前は?」
『……わからない』
蚊が泣くような小さな声だった。
フゥ-フゥ-
そんな声はすぐに風にかき消された
拾ったガキは名前もわからない、いやなかった
だから俺は
「……そうか、、、じゃあお前の名前は翔だな。」
『…え?』
びっくりしたような声だった。
どうしてこいつに、翔に、
名前をつけたのかは分からねぇ
「ほら、帰るぞ」
小さい体はすごくやせ細っていて軽かった
酷い仕打ちを受けていたのだと感じされられる。
「俺の名前は伏黒甚爾。…お前の父親だな。」
自分でも何を言ってるのかわかりゃしねぇ。
不器用。その一言だけが1番似合う
ガキは涙を流しながら、、
『……はいッ、おとーさんッ』
と、言った
それを聞いただけで
どこか、心が軽くなった気がした。
翔を腕に抱えて一緒に家に帰った。
翔に自分が持っているものを全てあげたいと、
思ったから。
名前の由来、、、、旅立つ時
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るり - こうゆうの探してました。更新頑張ってくださいp(*^-^*)q続き待ってます! (2021年5月13日 0時) (レス) id: 780898f1aa (このIDを非表示/違反報告)
ナビィ(プロフ) - 四季さん» 頑張れッ。応援する。 (2021年1月20日 14時) (レス) id: 8e0d72a18f (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - 惚れる(((殴)今日更新出来るように頑張る! (2021年1月20日 14時) (レス) id: 064a52ff81 (このIDを非表示/違反報告)
ナビィ(プロフ) - 好き。 (2021年1月19日 16時) (レス) id: 8e0d72a18f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:四季 | 作成日時:2020年12月25日 13時