伏黒の兄 0

8話 ページ12

翔side







2年後……





あの日から2年が経過した。
まぁ、身長もそこそこ伸びて本来は幼稚園(？)に入る年齢らしい。というか5歳だしねうん。
ん？子供らしくないって？……自分でも思う。


ま、それはどうでもいいんだけど、、
幼稚園に行くのは全力で止められたよ、お父さんに。
良からぬ輩が着いてくるって、、いやどんな輩だよ。


そういえば、最近困ったことがあるとすれば…




甚「翔〜帰ったぞー。はい、土産。」


『おかえりお父さん！何かな〜！』ﾄﾞｻｯ



……そう、女の子の服を買ってくるくらい
というか、僕が持ってる服ほぼ女の子の服なんだよ







『なんでまた女の子の服なの！？！？』


甚「自分の顔見てから言えって」



『どう見たって健全な男の子だよ！』




どう見たって男じゃん！子供でも分かるじゃん！！
今だって男の子用の服来てるじゃん。





甚「髪長いって女の子の証みたいだろ？」


『そんな証いらなーい。髪切っていい？？』


甚「そんなこと言うなって、」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ




撫でられると何もいい返せなくなる。
1回着て出たことあるんだけどさ、外で変なおっさんに捕まって「踏んでください」って言われたんだよ。
速攻お父さんの制裁が下ったけど……

まぁ、男の子用の服持ってるの10割中2割だよ。




甚「そうそう、今日お前に紹介したい奴がいるんだが
. いいか？」


『別にいいけど…』





また、仕事の話かな…？
時々自分がお父さんの重りになってあるんじゃないかって不安になる。本当に、ここにいていいのかと。
別に嫌いって訳じゃない。でもそれでお父さんが何もできないっていうのはもっと嫌。
子供の僕には何もできない無力差が、嫌いだ。
助けてあげることも、支えて上げることも……









"できない"









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書いてて思ったのが、幼少期のパンダみたい……
あと、夢主の口調つかめん、、、

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