第弐拾肆 ページ30
その頃
『ハァ…ハァ…つ、疲れた』
やっとの思いで車両に追いついて
今は最後方の車両にいる
いくら列車が行ったあとだからって
こんなにかかると思わなかった
少し肩で息をし、息を整える
落ち着いて気づいたことは3つ
一つ 5人の人間の気配がすること
単純に煉獄や竈門君たちだろう
2つ この列車全体に鬼の気配がすること
これは中に入り次第理由を聞くとしよう
3つ なにやら妙な気配がしている
鬼なのかそれとも別の何かか…
いずれにしろ そうそうに対処すべきは
この列車であって そちらに気を向けている
暇はないし、一刻も早くこちらを片付けないと
まだまだ仕事が残っているからだ
今日だけで20もの仕事を終わらせないといけない
決してやり残しとかではない
今日の朝 お館様直々に渡されたのだ
しかも…とてつもなくいい笑顔で
それはもう 厄介事でしかないものばかり
そのうち 11は終わらせたがあと9
まだ明るいが日も落ち始めた
今日中にという命令なのでやらないといけない
さっさとこれも終わらせないと…
229人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
色柱 八雲漆海(プロフ) - 江戸じゃなくて、浅草ですよ (2020年3月9日 15時) (レス) id: ba7546451b (このIDを非表示/違反報告)
氷麗 - 炭治郎ですよ (2020年3月4日 19時) (レス) id: 5bd038ec95 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる - わぁ!面白いヨ☆(σжб)/ウフン!……すみません、狂っちゃうくらい面白いです! (2017年9月23日 21時) (レス) id: e62a151983 (このIDを非表示/違反報告)
春 - 面白いです! 更新頑張ってください! (2017年3月21日 9時) (レス) id: 19ed5dfe94 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜香 | 作成日時:2017年2月26日 9時