龍の面をつける彼女は柱でした。【 鬼滅の刃】

第拾弐 ページ14

そして本題

「さて、段々身体も動かせるようになった
ようですし 機能回復訓練に移りましょうか」

善逸くんは明日からですね、と

立ち上がり 二人に立つように促す

素直に二人は立ち上がり しのぶについて行く

私はとりあえずしのぶについて行くことにした

着いたのは道場のような場所

『しのぶ 私ちょっt「今日の会議 何考えてたんですか？ お館様に呼ばれても返事もしないで」…はい すみません』

「色々誤魔化してあげたんですから 手伝ってくださいね？」

有無を言わせない笑顔の圧力…

『……はい…』

くるっと二人の方を向き訓練の説明をしていく

ざっというと マッサージして

早取りゲームみたいなことして

最後は鬼ごっこという感じだけど

ずっと寝ていた彼等には少しきついかも

私は鬼ごっこの相手をやらされるらしい

というかこれ…

『加減しないとだめ？』

「当たり前じゃないですか」

『えぇー…手加減って苦手……』

「まぁ そうですね 貴女への罰だと思って」

『うん……ﾊｧ』

「ん？最近よくため息つきますね」

『そうかも…？』

よくよく考えれば 確かに多い

自分にとってなにか心配でもあるという事か…

あれ？今までどんな感じで生活してたっけ？

首を捻ってみるが わからない

いつの間にか壁に向かって歩いていたようで

ぶつけて なんとも言えない顔をされたのは

私の今までの人生の中で最も嫌な記憶になる

だろう…

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