【番外編 ３】いつか必ず燃やしてやる【ツイステ】

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「でも言う通りね。
好きな人と一緒にいるために初めからプロとして最高の仕事をしていれば一々離れ離れにされて、年に一度しか会えないなんて馬鹿げた条件叩きつけられることは無かったはずよ」

「え、ええ、ご最もですけど…」

「頭の悪い番同士だったって話だろ、そりゃ。
遊び呆けてりゃいつか金も何もかもが尽きるだろうが。
頭の足りねぇメスとオスの夫婦は不愉快だ」

「超批判される織姫と彦星」



私の世界じゃ悲しいお話として伝承されてるのになんかすごいボロくそにされてるんですけど！！！



そんなことを思っていると、学園長がやってきた



「みなさーん、静粛に！全校集会を始めますよ！」



遅れてやってきた学園長は何事も無かったかのように話を始める



「本日はまず最初に“星送り”の説明を行い……
次に"スターゲイザー”の発表。
最後に“願い星”を配ろうと思っています。
ま、"星送り”はみなさん何度も経験してますし詳しい説明は省いてちゃっちゃと終わらせましょう」



そんなことを言い出す学園長に私は口元をひくつかせた
今回は私やユウがいるのを忘れてないか、あの人
私はさっきセベクから教えてもらったからいいけど…
まぁ多分ユウもエースやデュース辺りから聞いていることだろう



「あ、決して面倒くさいからではありませんよ？
全校集会を短縮して生徒たちのモチベーションを保つための配慮です。
いやぁ〜、我ながら英断ですねえ……」



めんどくさかったんだなあの人
あの人本当口が達者な人だと思う
本当、あの学園長ありきの生徒である



「……では雑談はこれくらいにして。みなさんお待ちかね！
“スターゲイザー”の発表に移りましょう！！！」



そう学園長が言うと一気にザワザワし出し、学園長はそんな生徒たちに盛り上がってますね〜！と言い出した
しかし、周りから聞こえてくるのは十割文句である



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