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藤井「神崎、大丈夫か?風邪?」
隣のデスクの流星がそうこっそり話しかけてきた。
時間が経つにつれて咳が酷くなってきたからマスクをつけたことで、風邪やって気付いたんかな。
『大丈夫。昨日色々あって…それだけやから』
藤井「でもかなり顔赤いで。…ってか熱あるし」
私のおでこに手を当てて、熱がないか確認する流星。
…多分。熱はあると思う。
体怠いし頭痛いし。何よりも体全体が熱すぎるから。
藤井「今日はあがりや。俺も今日早番やから送ってくし」
『えっ、そんな…ええよ』
藤井「ええからええから。ちょっとまってて」
そう言って中間さんの元へ走っていく流星。
しばらくしてから戻ってきた流星は
藤井「よし、帰ろ」
と私の荷物を全部持ち、背中に乗れと合図を出してきた。
『…乗れって、こと?』
藤井「そういうこと」
ほら、早く。と急かす流星の熱に負け、私は流星の大きな背中に抱きついた。
…気が付けば、もう自分の家にいて。
おでこには冷えピタ。枕元には薬と水とスポーツドリンク。
全部流星がやってくれたんやって思ったらキューっと胸が締め付けられる。
私の眠るベッドの近くのソファには、スースーと寝息を立てる流星。
なんだかその光景がすごく新鮮で。
私はもう一度、目を閉じた。
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明日に完結しそうにないです…
もう少し時間かかります。すみません。
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★ - 最後泣けました… パート1のコメント欄に間違い1ヶ所指摘したので直してもらえたら嬉しいです。 (2018年8月18日 23時) (レス) id: 9eec283ac6 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ天使 - 3が見たいです!!!!!!! (2018年2月10日 16時) (レス) id: b277440303 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - 2がいいです! (2018年2月3日 0時) (レス) id: cceb0710bc (このIDを非表示/違反報告)
濱田アキウス - 3がいいです! (2018年2月2日 20時) (レス) id: f51dc6a90c (このIDを非表示/違反報告)
(名前)かほ(プロフ) - 2が見たいです (2018年2月2日 19時) (レス) id: c649464df0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤木えな | 作成日時:2017年12月30日 10時