兄さんは日柱 【鬼滅の刃】

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嬉しいです^^
投稿再開ひっっっさびさですみませんでした！



義勇さん実は多忙で
A救出→蝶屋敷withA→再度竈門家付近→炭治郎達発見→原作1話…となってます笑
がんばれ！


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胡蝶の屋敷を出て、暫く進む。

聞こえた琵琶の音、暗転＿＿ぐるりと視界が回り、明るくなる。

『＿＿＿＿＿！ 』

視界一面に広がる、部屋、部屋、部屋。

様々な角度で繋がる部屋と廊下。

『これは……』

素早く、蝶屋敷から持ってきていた日輪刀を構える。

全身を覆うような鬼の気配に、鋭く気を巡らせる。

突如、琵琶の音と共に後ろに現れた気配から距離を取ろうと身をひるがえ＿＿せなかった。

『………ぁ、……？ 』

気配に気付いた刹那、胸に衝撃が走った。

爪の長い、青白い、肌。

鬼の、手。

それが、自分の胸、そう、心臓の辺りから生えていて。

＿＿＿＿貴様を、鬼にしてやろう。

声が聞こえた。

呆然と、血に染まった手を眺め、爆発的な痛みと急速に霞む視界＿＿崩れ落ちる中でその赤い瞳と目が合った。



ーーーーーーー

｢………脆いな｣

崩れ落ちたAを見て、鬼舞辻は呟いた。

傷口も殆ど塞がらず、血が広がっていく。

その傷口に、血を垂らす。

……垂らすなんて甘いものではなく、溢れた分を補っても余りあるほどの量であったが。

｢はやく鬼になれ。お前にはやってもらうことがある｣

気を失ったままのAから、鬼舞辻は踵を返し＿＿琵琶の音が鳴り響き、姿を消した。





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実はAの精神はかなり危ないところまで来ていました。
夢の中の杏寿郎がAの手を取ったら=現実で魘されて居なかったら、そのまま鬼にしてどこかへ連れ去っていたかも………なんてね。

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