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偶然 ページ5

〜亜生side〜

タッタッタッターー

亜「兄ちゃん!兄ちゃん歩くん早いって!」

昂「お前が遅いだけやろ?てか、もっと静かに歩いてぇや。顔指してる訳でもないのに目立ってんで。」


そう言いながら、兄ちゃんの歩くスピードはどんどん上がる


亜「にぃーちゃーん!ってあれ?」


見覚えのある人がそこにおった


亜「A?!」


なんで、こんなとこにおんねや?


貴「亜生…?それにお兄ちゃんも?なんで、ここに…!?」


俺はAに駆け寄って言った


亜「こんな寒い中で何してんねん!」


俺はAのぽっぺたに手を添える


亜「冷たっ!!こんな事してたら風邪引いてまうぞ?ほらっ」


そう言って俺は自分がつけてたマフラーをAの首に巻いた


貴「ありがとっ。でも亜生風邪引きやすいんやから私を貸したら亜生が風邪引いてまうんちゃう?笑」


Aにもこんな風に思われてたんか…
こいつの前では強い男でいたいんやけどな

亜「何ゆーてんねん!大人しく借りとけ!」

亜「てか、誰か人でも待ってんのか?今日は実家行く言うてなかった?」


そこまで言って、ふと、Aの横に置いてある看板に目を向けた


施設…?って家族がおらん子とか親に捨てられた子とかが行くところやんな?どういうことや?


亜「って、「子どもの家」?なんや、施設か?どーゆーこと?」


そんな話をしてると兄ちゃんの声が聞こえた


昂「亜生ー!何してんねん?あれ?Aちゃん?どーしたんやこんなとこで。」


あ、兄ちゃんや

そうや!いいこと考えた!


亜「そや!3人で飲みに行こや!Aの知り合い来ーへんのやったら。」

昂生「あ、ごめん。時間が時間やし、真美ちゃんに怒られるわ。2人で行って来たら?」

お!2人か!兄ちゃんナイス!!


俺は舞い上がった気持ちを抑えながら言った


亜「あー、そっか。ほんなら2人で行く?」


一瞬、間があったけどAは直ぐに笑顔をなって言った


貴「うん、行こっか!」


俺はこの子どものような無邪気な笑顔を守りたい
今は「友達」という関係で
そう、今はーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それぞれの思いを抱えながら2人は夜の京都の街へくり出したーー

川西賢志郎→←バレる?



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設定タグ:アキナ牛シュタイン , お笑い芸人 , 病気   
作品ジャンル:恋愛
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玲奈(プロフ) - まりぃさん» いつもありがとうございます!!御三方の結末は書かせていただきます。 (2018年12月29日 18時) (レス) id: d747027dfd (このIDを非表示/違反報告)
まりぃ(プロフ) - いつも楽しく見てます!川西さんかゆずるさんか亜生さんでお願いします…… (2018年12月29日 15時) (レス) id: 84029c2ba0 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - くんかるさん» ありがとうございます!!どちらの結末も書かせていただきますー!! (2018年12月22日 0時) (レス) id: d747027dfd (このIDを非表示/違反報告)
くんかる(プロフ) - 川西さんか亜生さんの結末がみたいです! (2018年12月20日 16時) (レス) id: d401be78c7 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈(プロフ) - 凛さん» いつもありがとうございます!どちらの結末も書かせて頂きます! (2018年12月20日 9時) (レス) id: d747027dfd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:REINA | 作成日時:2018年7月23日 23時

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