アイドルを飼うことになりまして。 (ページ6)

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No.6 ページ6

ピピピ...ピピピ...
アラームがなり時計を見ると8:20

あ「え!!やばい!!」

8:30には家を出なくちゃいけなかったのに、今は8:20...絶望的だ...

急いで支度をして、メイクはせずマスクで隠し、髪も雑にまとめた

やばい..もう8:30なっちゃうよ
急いで家の扉を開けると

震えながらしゃがんでいる男の人の姿が...

もしかして....

相手も勢いよく顔を上げたと思ったら急に

ギューと抱きしめられ

翔「寒いよぉ」

....やっぱり...

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あ「え、えちょっと、ずっとここにいたんですか！？」

翔「うん。だって帰る家ないもん。」

あ「はー、、困ったなー。玄関前にずっといられても困るし。。。」

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相手はずっと抱きついたまま震えてた

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あ「しょうがない。今日だけですよ!!今日だけ！おとなしくしといてくださいね!!」

部屋に強引に入れるとパァっと笑顔になる

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あ「何やってんだ私。」

自分をしかりながらすぐに職場に行った。

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ギリギリ間に合い自分のディスクに向かう。

雄「どうした？遅刻寸前なんて珍しい(笑)」

あ「ちょっとねーいろいろあるのよ」

雄「あ、わかった。男とか？」

内心見透かされたと思いドキッとした

あ「は..はぁ？私に男とかいると思ってんの？」

わかりやすい動揺の仕方をしてしまい。。。

雄「じゃあ当たりだ！(笑)まさかAにも春が来るとわねぇー」

あ「だから違うって!!」

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ちがう。確かに男ができたわけじゃない。
でも家にはアイドルがいる。

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あ「どうしよっかなぁー」

と、つい言葉に出てしまった

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雄「ん？なにが？」

あ「いや、なんでもない」
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その日も帰りは22時

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またコンビニによって夜ご飯を買った

のはいいが...

あ「なんで私2人分買っちゃってんのよ」

気がつくと2人分のビールとご飯を買ってしまっていた

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家につき
扉を開けた瞬間、キラキラおめめのワンコのようなやつが抱きついてきた

翔「おそーい！」

あ「すいませんね遅くて」

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すると突然
翔「ねえちょっと俺いいこと思いついたんだけどさ....」

怪しい笑みを浮かべて私をみる

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あ「...なに？」

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