アイドルを飼うことになりまして。 (ページ13)

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No.13 ページ13

あの日以来、翔太を見る度にあの女の人の姿が浮かぶ。

そして翔太を飼い始めてから2ヵ月がたった

朝起きたら翔太がいて、仕事から帰ってきたら翔太がご飯を作って待ってくれてる、

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なんだかこの生活も悪くないなって思い始めた

でも男の人を飼ってるなんて口が裂けても雄大には言えない

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雄「ねえ今度Aの家いってもいい？」

あ「あ、ダメ！うちはちょっとあれかな...雄大の家は？」

雄「んー、まあいいけど」

あ「よし！じゃあいつ行こっかな〜」

雄「今日来ちゃえば？」

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ってことで今日、夕方頃に雄大の家に泊まりに行くことになった

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A《翔太、今日帰れないや!》

翔太《わかった！じゃあ明日は早く帰ってきてね！》

彼氏ができたこと。一応翔太にも言った。

翔太は、「早く俺も彼女つくらないとなー」って、、「うん。そうだね」としか言えなかった

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初めて行く雄大の家..

あ「うわーひっろい」

雄「まあ座りなって」

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一人暮らしにしてはいい家に住んでた

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それから夕飯を一緒に作って、食べ終わってから映画を見た

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雄「お風呂先入りなよ」

あ「ありがと」

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お風呂場に行くとこれまた高級感のある風呂場

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お風呂から上がり私が髪を乾かしてる間に雄大もお風呂に入ってた

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数分するとすぐに雄大が出てきて

私に近づいてきて

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ﾁｭｯ

自分の顔が赤くなるのがわかる
雄「今日、いい？」

コクっと私が頷くと

そのまま雄大に愛された

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初めての彼氏。初めての行為。全部。全部嬉しいはずなのに...

次の日の朝目が覚めてから、私には罪悪感しか残っていなかった
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なんでだろう

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雄「Aかわい ..」
隣で呟く雄大。

微笑み返す私。

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でもずっと頭の中にいたのは....

あ「ただいま」

翔「あ！やっと帰ってきた！」
また抱きしめて私を迎えてくれる。

この安心感が嬉しかった。

そう。ずっと頭の中にいたのは翔太だった。

嬉しくて、なぜか翔太の肩で泣いてた

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翔「Aちゃん？どうしたの？」

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あ「…ｸﾞｽ翔太...」
その日は翔太に、ずっと甘えたい気分だった

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それに気づいたのか気づいてないのか、

翔太はまた優しく抱きしめかえした