chapter 7 ページ8
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人を疑うのは、良くない。それはわかってる。でもどう考えてもおかしいと思う。
「ねえ月島くんなんか余計なこと山口くんに言ってないよね？？」
休憩間際の会話以降、なんかちょっと、山口くんがそっけない。
避けられてる、ような。
なにかした覚えもないし、心当たりといえば月島くんとの会話だけ。
「ちょっと、人聞きの悪いこと言わないでくれる？」
兎にも角にも聞いてみるしかないと思って、坂の下で聞いてみるけど、不機嫌そうな返事が帰ってくるだけ。
「月島が佐藤さんに突っかかるの珍しいな！」
じゃあ他に何があるんだろう、と思っていると、斜め後ろから飛んでくる元気な声。
「別に突っかかってはないけど」
めんどくさいのが来た、と月島くんは山口くんの方へ行ってしまうし、私はどうしろって言うんだろう。
「悩み事？」
「んー、まぁ、うん。そうかな。」
日向くんと取り残されて、気を使ってくれるのか話を聞いてくれる。
けど、悩みっていうほどの悩みでもなくて。
明日だって部活はあるし、顔は合わせるのに、どうしようかな。
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あめ - 面白いです！！更新楽しみにしてます… (2022年2月8日 19時) (
レス) id: aca36a2c7b (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - 山口忠の小説が少なすぎるので嬉しすぎますし、面白いです…更新楽しみにしてます！ (2021年3月23日 2時) (レス) id: 85ad8c6978 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：地下2階 | 作成日時：2021年3月18日 23時
