７ 相談と忠告 ページ7
「ねえ佳奈ぁ〜」
月島くんといるとちょっとしたことで一喜一憂する私にとって
佳奈といる時間は心休まる時間だ。
月島くんと居る時とはまた違う楽しさがある。
さあそろそろ打ち明けよう。
月島くんにこの話を聞かれる心配のない時間は
朝のバレー部の朝練がある時間しかない。
「ねえ佳奈ぁ〜」
「それはさっきも聞いた。」
と間髪入れずに返される。佳奈たまに冷たい。
「ねえ、私月島くんのこと多分好きだよ〜どうしよ〜」
と少し小さめの声で縋るように述べる。
そうしたら佳奈は目を見開いてすごく驚いた顔をした。
そうだよね、
私が月島くんのこと好きなんてびっくりだわなあ〜
「A、あんたやっと気付いたんだ。」
「えっ、、、。」と思わず零す私を見てため息を疲れた。
なんでや。
「A、よく聞きなさい。
あんなに幸せそうに話してて、目で追って
弄られても嫌そうな顔はせず寧ろ嬉しそう。
いつも一緒の私でなくても気付いてるよ。」
唖然とした。
空いた口が塞がらないと言う体験を初めてした。
佳奈にバレているのも驚きだがほかの人にもバレてたとは
「まあ頑張りなね」
なんとも適当な返事、応援が貰えるだけ有難いが。
「あんたが思ってるより大丈夫だと思うよ。」
そんなもんなの？
「何が大丈夫か全然わかんないけどありがとう頑張る。」
嗚呼もう1つ言い忘れていた。
「あと私は弄られて嬉しそうにしてない！！！」
佳奈はもう大爆笑だ。釈然としない。
その後はしつこくどこが好きなのか聞かれたが
私は必死で口を閉じていた。そんなこと言えるか恥ずかしい。
楽しいまま話は終わるかと思ったのだが、
佳奈は何かを思い出したように急に真顔になって、
「私は応援してる。これは本当。でも気を付けて
良く思ってない人も少なからずいると思う。」
と言われた。人を好きになるのに良いも悪いもあるのか。
でも気をつけるにしてもどこをどう気を付ければよいのか
「取り敢えず気を付け方教えて下さい。」
素直に聞くことにした。
「ま、取り敢えず呼び出しには応じない、
歩く時は足元と特に階段は注意を。あとは頭上もね。」
ちょっと物騒すぎやしませんか？？？？？
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きょん(プロフ) - 満月さん» ありがとうございます！私は小説を書くのはこれが初めてで稚拙で分からないことも多いですが、初心者なりに精進していこうと思っております。これからも宜しくお願いします。本当にありがとうございました (2018年7月31日 1時) (
レス) id: 5a2ab23246 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 今日見つけて読ませて頂きました。とっても面白かったです！更新頑張って下さい！！ (2018年7月30日 21時) (レス) id: d83bdf162b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょん | 作成日時：2018年7月29日 17時
