507,ヒーリングセレブレーション！ ページ33
析谷さんの怪しげ？な動きをポカンとしながら見る私達。
析谷:「流石に怪我を治すことまではできないけど…」
そう言うと析谷さんは軸足をぐっと踏み込むと緑色に輝く光のオーラを掌に集め、気功？の構えに入りました。
それと同時にどこから吹いてきているのでしょう、突風が吹き、灰崎くんの体が下から上へと風圧によって持ち上がります。
全員:「「「おぉ…！」」」
始めて見る変わった光景に感心したような声を上げる私達。
析谷:「“ヒーリングセレブレーション”！」
吹き飛ばされていく灰崎くんに向かって析谷さんが自身の掌に集めた気功エネルギーを一気に灰崎くんの背中に向かって押し付けました。
美月:「す、すごい！」
目の前で起こった状況を理解している人はあまりいないでしょう。誰もが固まり、唖然とした表情で着地した析谷さんと灰崎くんを交互に見ています。
美月「(￣□￣;)!!灰崎くん！」
我に返った私は誰よりも早く膝をつく灰崎くんの元へと駆け寄りました。
灰崎:「この……何を！」
声を荒げながら析谷さんの方を見る灰崎くんですが、
美月:「ど、どうしたの？？」
はっとしたように自身の足や腕を捻るように動かし始めた灰崎くんを不思議に思った私は声をかけました。
趙:「体内エネルギーの流れを使って疲労回復させたんですよ！」
確かにさっきとはうって変わってジャンプをしたり軽く屈伸をしたりしている灰崎くん。
灰崎:「体が……体がすっかり軽くなっちまったぜ！」
全員:「「「ええええ！？」」」
明日:「ほ、本当に？」
美月:「大丈夫そう？」
灰崎:「ああ。何も問題ねぇ！」
私はいつも通りの灰崎くんにほっと胸を撫で下ろしました。
明日人と顔を見合わせて一安心だねと言っていると、後ろから析谷さんの疲れきったような声が聞こえました。
つくし:「析谷さん？」
吹雪さんの手当てを終えたつくしちゃんが心配そうに析谷さんの元に駆け寄りました。
析谷:「こ、この技は体力を使うんでね……一日一人が限界なんだ…。」
た、確かにあんなにすごい必殺技なら無理もないですね…！
↑(必殺技ではないような…)
灰崎:「ありがとよ、思う存分暴れさせてもらうぜ！」
美月:「頑張ろうね灰崎くん！」
灰崎:「ああ！」
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skyラビット(プロフ) - ひいらぎさん» わぁ、ありがとうございます(*´∇｀*)1話から今進んでいるところまで……大変でしたよね？本当にありがとうございます！これからももっと頑張ります！ (2019年5月24日 18時) (
レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ(プロフ) - 性格や容姿が好きで、ですねちょっと語弊がありました(‐‐； (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5358bc946c (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ(プロフ) - はじめまして！美月ちゃんの性格や容姿、そして話がすごく面白くて1話から一気読みしてしまいました…！ずっと応援してます！ (2019年5月24日 17時) (レス) id: 5358bc946c (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - 九月ヅキさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ぜひ、見たいです！時間があるときに見たいと思います＼(^^)／ (2019年5月22日 23時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
九月ヅキ - すいません！文字間違えました！｢ボクがいない世界で。｣でした！自分の作品なのに情けない(^^; (2019年5月22日 23時) (レス) id: 831be3f8dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：skyラビット | 作成日時：2019年5月20日 18時
