417,純粋でまっすぐな君 ページ41
光:(もしオリオンが俺の仲間に手を出すのなら俺はオリオンを叩く…！
たとえフロイ……君が相手でもね。)
光は両膝に置いていた手を力強く握り締める。
美月:「光くん！」
聞き慣れた透き通るような声がする方へ顔を向ける光。
光:「……美月！？」
つい先ほどまで野坂や西蔭と話していた少女、美月が光の席までやって来ていた。
美月:「どうしたの？さっきから難しい顔してたけど……。」
美月は心配そうに眉を垂れ下げながら光に問いかける。
光:「ごめん、考え事してて。」
美月:「もしかして……昨日光くんが言ってたこととかオリオン財団のこと気にしてたの？」
光:「っ！…………うん。」
まさか図星をつかれるとは思っていなかったのだろう。驚いたように美月の方を見ていた光だが、視線を逸らして小さく頷いた。
美月:「そっか……オリオン財団は私達の味方になった光くんを狙って来る可能性もあるんだもんね……不安になるよね……。」
光:「………。」
美月:「でも、絶対にそんなことさせない。
仲間を見捨てるような人はこのチームにはいないから絶対に大丈夫！
私も光くんの力になるし、このチームからも絶対にいなくならないから、ね？」
安心させるように、穏やかな表情で笑いかける美月。この優しい笑顔が光はとても大好きなのだ。
光:「……うん、ありがとう。
(美月は俺にとって光で……特別な人で……大切な人だ！
どんなことがあっても絶対に俺が守るんだ！)」
純粋でまっすぐな美月を見つめながら決意を固めた光の瞳には、もう迷いの色はなかった。
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よもぎ - 二人の会話を聞いていたHさんww (2019年9月19日 21時) (
レス) id: a93d391e46 (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - 雫(ｼｽﾞｸ)さん» 教えてくださりありがとうございます！早速見させていただきますね！ (2019年5月6日 18時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
雫(ｼｽﾞｸ) - skyラビットさん» 題名は、オリオンの刻印〜包帯少女〜です。 作品は、１つだけです。 このコメントは、見たら消して頂いて大丈夫です。 (長々なコメントをすみません。) (2019年5月6日 15時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
skyラビット(プロフ) - 雫(ｼｽﾞｸ)さん» 分かりました！題名を教えてもらっていいですか？ (2019年5月6日 15時) (レス) id: b373763655 (このIDを非表示/違反報告)
雫(ｼｽﾞｸ) - skyラビットさん» はい。 作者さん、機会があったら私の作品を読みに来てください。 (宣伝になってしまったら本当にすみません。) (2019年5月6日 15時) (レス) id: effc3bbfee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：skyラビット | 作成日時：2019年4月21日 13時
