43 千葉雄大 ページ44
「ふぁ、朝か…」
隣を見ると大将はもう居なかった。
でも物音が聞こえるから家に居るだろう。
枕元にあった携帯を無造作に操作していると、マネージャーから着信が入っていた。
「着信気づかなかったのか…」
さすがは私だ。
マネージャーに電話をかけ直すとすぐに出た。
『ちょっとーなにしてたのよー』
「寝てました。」
『やっぱりね笑』
「ところで、どうしました？」
『月9の連ドラ出演が決まりました〜！』
「おお、そうなんだ。」
『Aちゃん主演で、共演は千葉雄大くん。
キスシーンとかあるラブストーリーだけど、、
どうする？やる？」
しばし迷ったけど仕事なので
「やります。」
と即決した。
千葉雄大…。正直注意しなくてはいけない人物である。
以前告白されたこともあり、少々顔を合わせづらい。
そして、かなりの小悪魔男子である。
そんでもって腹黒なのでなにを考えているのかさっぱりわからないところがあり、私はあまり得意ではない。
(すみません作中ではこういうキャラにさせていただきます、きっといい人ですはいすみません！！)
「大将にも言った方がいいな…」
服を着て、髪の毛をくしで解いてリビングへと向かった。
「おはよう〜」
「おそよう〜笑」
テレビの前のソファーに座り、牛乳を飲みながら、こちらを見て笑っている。
「あのね、月9の連ドラが決まったんだ。」
「おお！おめでとう！また忙しくなるな〜」
「あの、それでね、千葉雄大くんと共演するんだけどキスシーンとかある感じらしくて、そこんとこは把握よろしくね。」
「ん、そこは振り切らんとな。」
大将は物分りが良くて助かる。
「でも、大丈夫か？千葉雄大。
Aってあいつと色々あったんとちゃう？」
「うん…。まあ大丈夫かな…。
私もできるだけ関わらないようにするよ。」
「うん、なんかあったらいいや。」
安心する優しい声で言われると、不安感なんてどこかへ消えてしまった。
自分で朝食を作って食べているとLINEが届いた。千葉雄大からだった。
『Aちゃん！共演よろしくね(^^)
その事で色々話したい！今日の夜会わない？」
大将に報告もせずに、
『ごめんね！忙しいくて会えない！』
と、伝えるものの、じゃあ明日は？とか聞いてくるので「これ絶対振り切れんやつ…」と青ざめてから、「やっぱ今日会おうか」ということになった。
大将に事情を説明すると不安そうに
「行ってらっしゃい」と言った。
ラッキーアイテム
菅田将暉が盗んだ貴方のスカート
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麗愛(プロフ) - 関西弁がきついなって思うところがあります。自分が関西人やからかもですが…。でも、話の作りすすごく上手いと思いました！頑張って書き続けてくださーい！ (2016年4月11日 23時) (
レス) id: 375d728b12 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - うわぁぁあ本当ですかっっありがとうございますっ！菅田将暉くん大好きなんでこれかもずっと書いてたいと思います笑。ありがとうございました！ (2016年2月2日 7時) (レス) id: e34400645b (このIDを非表示/違反報告)
きゃさりんxxx(プロフ) - この小説最高です！！この小説が唯一の毎日の楽しみになってます！！今まで読んだ菅田将暉くんの小説で1番面白いです！これからも更新がんばってください！永遠と見ていたいくらいです！笑 終わって欲しくないなぁ〜笑 (2016年2月2日 1時) (レス) id: 64030a775e (このIDを非表示/違反報告)
ヘタレな天使(プロフ) - アミさん» いえいえー！応援してまーす♪ (2016年1月18日 23時) (レス) id: c3ffa167ef (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - ヘタレな天使さん» わーい ありがとうございます！私の自己満足ですけど喜んで貰えて良かったですえへへへへへ。更新がんばりまーす！ (2016年1月18日 19時) (レス) id: e34400645b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あみんとまとん | 作成日時：2016年1月10日 4時
