268話 貴方「そんなこと言ってたら、もう終わるよ?この章。」夏恋「いや、まだ続くのよ。長すぎだろ。」 ページ46
貴方『なんで…?こんなめちゃくちゃな話を聞いた後で何でそう言えるの?』
コナン「なんでかなんてわかんないけど。本当に分からないけど、お姉さんが悪い人じゃないのは分かるんだ。
昔、どこかでこんな人を知ってたような気がする。」
貴方『…ありがとう。』
ただ、本当に素直に嬉しかった。
コナン「後、僕、安室さんの彼女、怪しいと思ってたしさ!裏の顔があるみたいだし。安室さんには見せない。」
その話は、少し意外だった。安室さんの彼女は一体どんな人なんだろう。
一体何がどうなってこうなったんだろう。
何が目的なんだろう。
貴方『えっと…信じてもらっただけでもありがたいのに、こんなことを言うのは少し厚かましいんだけど…もし、良かったら、安室さんが記憶を思い出すまでは協力してくれない…?』
手に入れることが出来たら心強い最強の一手。
コナン「いいよ!…でもねお姉さん。僕思うんだ。」
無邪気な笑顔で返事をした後、表情を一変させ、真剣な雰囲気で言う。
コナン「もしも、2人が本気で愛し合ってたのなら、というより、安室さんが、Aお姉さんのこと好きだったのなら…。
きっと、また好きになるんじゃない?記憶がなくったって。
前だってそうだったんでしょ?初対面で全く知らないのに、Aお姉さんがアピールしてくっついたんでしょ?
なら、また同じ事をすれば、振り向いてくれんじゃない?まぁ、今回はちょっと強敵がいるけど。
昔に戻ったんだって思ってさ。」
コナンはどこか懐かしむような、何かを思い出しながら語っているようだった。
貴方『…そっか…。』
なんでこんな簡単なことを思いつかなかったんだろう。自分でも驚いた。
本当にいつだって、誰かに背中を押されてばっかだ。
貴方『ようやく答えがわかった気がするよ。ありがとう!コナン君。』
コナン「どういたしまして!お姉さん!」
そうして漸くまた長い一日が幕を閉じるのだった。 ずっと話を聞いていた昴さんの存在に気づかなぬまま。
明日から、学校だ。また、何かが変わる気がした。
続編のお知らせ!→←267話 貴方「だからね、今作と次回作の二作文の次回予告って事で(・ωく)テヘとか抜かしてたわ。」夏恋「うわ。キモいな。」
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語夏(プロフ) - 銀狼さん» ありがとうございます!こちらの私情で、今まで更新が遅くなってしまい、本当に申し訳ないです!これからはもっと更新できるように頑張って行きたいです!楽しみに待ってくださり、ありがとうございます!大変心強いです!頑張りたいと思います!ありがとうございます! (2019年2月1日 23時) (レス) id: 04bd9da078 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼 - 更新楽しみに待てます頑張ってください。 (2019年1月16日 20時) (レス) id: 2cdd72b786 (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - 餡子 さん» 更新が遅くなってしまっているのに、いつも見てくださってるなんて、本当にありがとうございます!申し訳ないです(´Д`;)そう言って貰えてとても嬉しいです!励みになります!これからも期待に応えられるような話を書けるように頑張ります!ありがとうございます! (2018年11月4日 0時) (レス) id: 22152e28e4 (このIDを非表示/違反報告)
餡子 - いつも見てます てか貴方のように小説書くひと大好きです もうほんと好きすぎて死にそう 最新待ってまつ(( (2018年10月29日 23時) (レス) id: 3365022862 (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - 奈楠さん» 1章からですか!?とても話数が長く大変だったでしょう!?こんな長い話をここまで飽きずに読んで下さりありがとうございます!しかも、すごく面白いだなんて...。そう言って貰えると本当に嬉しくて心が飛び跳ねてしまいます笑 更新なるべく早く頑張ります! (2018年8月7日 0時) (レス) id: 22152e28e4 (このIDを非表示/違反報告)
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