282話 貴方『なんか、見てはいけないものを見てしまった気がする。』夏恋「いやぁ。夏独特だねぇ。」 ページ30
空港に着くと、二人はロビーのソファーに腰掛けて待っていた。もう既に、カフェの場所は把握したらしく案内してくれた。
貴方『もうチケットとか大丈夫?』
和葉「大丈夫や!もう全部手続き済ませてしもうたわ!」
服部「まぁ、そういう訳やから、後は時間一杯使えるで。」
流石だな。と感嘆する。そこまで時間が長かったわけじゃないのに全部済ませてしまうなんて。夏恋が好きになる理由も分かる気がした。
なんと、服部君と和葉ちゃんの出来る子ぶりはそこでとどまらず、なんとカフェの席までしっかり確保していた。
席に着くと、みんなそれぞれ食べたいものや飲みたいものを注文した。
和葉「そういや、Aちゃん。スマホ買えたんやろ?LANE交換しようや!」
貴方『勿論!』
昴「では、私も。」
「「え?」」
見事に声が被る。昴さんがLANEをやっている??あの昴さんが!!意外すぎて私は。
昴「何か?」
貴方「いえ、何にも…!!」
その後ちゃんと黙って二人と交換しました。
そこまでは良かったのです。本当の問題はここから起きたのです。
先程から、カフェの前の植物の後ろに隠れてこちらをチラチラと見ている女性一人。
そして、私たちの席の右斜め上の上に見覚えのある肌が、褐色の金髪の男性が。
どちらも見覚えのある二人だ。
片方は後でぶん殴ればいいんだけども、もう片方はなんと、クライアントと思われる方とわざわざ私のいる空港でお話してます。
わざわざ私のいる空港でお話しています。
大切なことなので二回言いました。
やっぱり、思うんです。私。安室さんは、私のいる場所に惹かれるのではないかと。だから、私のいる所々にいるのではないでしょうか?
輝きが違いすぎて目が潰れそうです。
焦りすぎて思わぬ方向に思考がずれ始めた幽体離脱している私の心を引き戻したのは服部君の言葉だった。
服部「注文決まったんか?」
貴方『あ、じゃあオムライスとお茶で。』
いつものメニューを言う。夏恋に変だと言われた。メニュー。今思えば、全然普通だと思う。何なら、みんなそう食べるだろうし。
多分夏恋の感覚がずれてるんだと思うの。
私の注文を聞いて、他の人たちにも聞いて回る。その間に私は、携帯を開き、ある電話番号を登録しメッセージを送信した。
Aなぜここにいる。
A夏恋。
283話 貴方『みてはいけないものぉぉ!!』夏恋「私かよ!!!」→←281話 貴方『私...やっぱり、立ち直れない。』 服部「今度はなんや!!」
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語夏(プロフ) - 銀狼さん» ありがとうございます!こちらの私情で、今まで更新が遅くなってしまい、本当に申し訳ないです!これからはもっと更新できるように頑張って行きたいです!楽しみに待ってくださり、ありがとうございます!大変心強いです!頑張りたいと思います!ありがとうございます! (2019年2月1日 23時) (レス) id: 04bd9da078 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼 - 更新楽しみに待てます頑張ってください。 (2019年1月16日 20時) (レス) id: 2cdd72b786 (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - 餡子 さん» 更新が遅くなってしまっているのに、いつも見てくださってるなんて、本当にありがとうございます!申し訳ないです(´Д`;)そう言って貰えてとても嬉しいです!励みになります!これからも期待に応えられるような話を書けるように頑張ります!ありがとうございます! (2018年11月4日 0時) (レス) id: 22152e28e4 (このIDを非表示/違反報告)
餡子 - いつも見てます てか貴方のように小説書くひと大好きです もうほんと好きすぎて死にそう 最新待ってまつ(( (2018年10月29日 23時) (レス) id: 3365022862 (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - 奈楠さん» 1章からですか!?とても話数が長く大変だったでしょう!?こんな長い話をここまで飽きずに読んで下さりありがとうございます!しかも、すごく面白いだなんて...。そう言って貰えると本当に嬉しくて心が飛び跳ねてしまいます笑 更新なるべく早く頑張ります! (2018年8月7日 0時) (レス) id: 22152e28e4 (このIDを非表示/違反報告)
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