第224話 貴方「いじめの一番最初ってなんなんだろ…?」 夏恋「奴隷だろ」 ページ14
次の日の朝。嫌々下駄箱を開けると、予想通りネズミの死体が入ってあった。
ネズミってすごい見つかるの難しくない?こうするためにわざわざ三、四時間くらい探し回したの?この子達は。
なんか、私のために悪いな!
ネズミよ。放課後埋めてあげるから、腐るなよ。
心の中でお経的なものを唱えながら、と言っても『なんまいだーぶー』だけど。つまりお経ではない。
下駄箱から上履きを取り出し、ネズミを袋の中に入れ、外靴の横に置いておく。
モブ「おはよぉ〜!あれぇ?そのネズミどうしたのぉ?」
あからさまに私がやりました。とでも言うようにニヤニヤしながら聞いてくる二人組の女子。
貴方「入ってた。いやぁ、ネズミ探すの大変だよね!私のために本当にありがたいなぁ。」
モブ「は?」
貴方「じゃーねー」
モブ「チッ!!」
舌打ちの音大きいな。
本当は『どつしてこんなことするの!ひどい!』とか言って欲しかったのだろう。
残念だけど、そんなうまい風に望んだ事を与えてやるものか。
教室に入ると第2のトラップが待っていた。
別に水がかかって来たわけではないが、机の中になんか入っている。
席について中を確認するとゴミだった。
うん。食べ物じゃなくてよかった。
第225話 貴方「夏恋に私は何度ゴミと言われたでしょうか」 夏恋「…千回?」 貴方「そんなわけあるか!」→←第223話 貴方「夏恋と服部君、そんなに出ないよ!」 夏恋「はぁぁぁ!?」
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語夏(プロフ) - カグレさん» 私が書く物語でその ような感情になっていただけるのが本当に嬉しいです!ここまで来たのに、やっと会えた安室さんの口から出たのがこの言葉、今後二人がどうなっていくのか見守ってくださると嬉しいです。応援、コメント本当にありがとうございますっ!!頑張ります! (2017年9月7日 0時) (レス) id: 995d438764 (このIDを非表示/違反報告)
カグレ(プロフ) - 「貴方…誰ですか…?」の瞬間泣きましたっ!面白いです次の章でも更新頑張ってください!応援していますッッ!!! (2017年9月3日 20時) (レス) id: 8df050e33a (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - こんぺいとうさん» 更新がとても遅いのに、面白いと言って頂けるのは本当に嬉しく、感謝でいっぱいです。更新を待ってくださるのが本当に心強く、作品を書いていく上で支えとなります。今からはペースを上げて、出来る限り早めに更新していこうと思ってますので、よろしくお願いします! (2017年8月26日 23時) (レス) id: 995d438764 (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - 曇天に笑う さん» 最終更新から1ヶ月もお待たせしてしまい、本当に申し訳ないです!更新ペースを一定にできないのが、本当に申し訳ないです。更新を出来る限り早めにやって行こうと思っておりますので、これからもこの作品をよろしくお願いします!コメントありがとうございます! (2017年8月26日 23時) (レス) id: 995d438764 (このIDを非表示/違反報告)
語夏(プロフ) - 美月さん» 質問の回答となる話がなるべく早く出てくるように更新を出来る限り早くやりたいと思います!せっかくのコメントの質問にお答え出来なくて本当にすみません!コメントありがとうございます!本当に嬉しいです!更新頑張らせていただきます! (2017年8月26日 23時) (レス) id: 995d438764 (このIDを非表示/違反報告)
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