270話 貴方「あ、ちなみに私と安室さんの物語が大きく動くよ!」 夏恋「私と平次くんの恋物語はいつ...?」 ページ3
昨日から心が落ち着かない二ノ宮です。もうそこまで勘づいたのコナン君。
どう返答しようかと困っている時に、向こうから蘭が走ってくるのが見えた。
蘭「あー!コナンくん!もう!…Aさん、本当にごめんなさい!迷惑かけましたよね!?」
貴方『え!?いやぁ、全然!!』
迷惑しかかかってないけど、まぁ、良いこともあったので、プラスマイナスゼロかな。
ゼロ…零…降谷…安室…。
つまり安室さん??
安室さんの存在が私に幸運を与えたということ?
…いや、何考えてるんだ私。頭おかしくなったのかな。多分疲れてるんだな。きっとそう。
コナン「お姉さん!このことはまた帰りに話そうね!」
貴方「あ…いやでも…。」
コナン「話そうね!!」
貴方「ハイ。」
私に拒否権とか無いみたいです。最初からそうだろうなとは思いましたがね。
はぁ…。帰りも心が忙しいぞ。これは。
蘭「ていうか、Aさん!うちの高校だったんだね!」
貴方『だった。っていうか、今日から転校してくるだけで!…友達とかまだ居ないからもし良かったら…なってくれないかな…?』
蘭「え!勿論!色々お世話になったし、Aさんみたいな人と友達になれるなんて嬉しいなぁ。」
昔にも似たような会話をしたなぁ。と懐古していると、やはりさん付けは違和感を感じるものだった。
貴方「同級生なんだし、さん付けはしなくていいよ?」
蘭「あ、ごめんね!じゃあ、A!」
あ。私が固まった様子をみてあたふたし始める蘭。
蘭「あ、ごめんね。急に厚かましかったかな!?…でも、なんだかそう呼びたくて。」
貴方「ううん。全然。じゃあ…私も蘭…。」
嬉しかった。やっぱり、何処かで私のことを覚えてくれていたんだから。
そんなことを考え、浮かれていると、園子と誰かがこちらに走ってくる。
茶髪の女の子。セミロング程の長さでストレート。誰だろう。見たことない。
蘭「あ、園子ー!それに紗夜ちゃん。」
沙夜。その名前を聞いて、私の心臓は大きく跳ねた。
271話 夏恋「てか、私どうなんったんだよ。」 貴方「どうせ、服部くんのこと見てニヤニヤしてただけでしょ。」→←269話 貴方「今作は結構物語が大きく動くらしいよ。」 夏恋「へぇ。つまり私と平次くんの物語も.......。」
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桐乃葉 - このお話が本当に大好きです!応援してます!更新再開、楽しみに待ってます。 (2020年4月28日 20時) (レス) id: 89188de7f8 (このIDを非表示/違反報告)
四葉 - 終わっちゃったんですか? (2020年4月21日 21時) (レス) id: d4c94e9a80 (このIDを非表示/違反報告)
杏 - ずっと作者様をお慕いしておりました!神作をありがとうございます!無理をせず頑張ってください! (2020年2月2日 21時) (レス) id: 1118e6074b (このIDを非表示/違反報告)
杏 - あ、ごめんなさい誤字ってしまいました! (2020年2月2日 21時) (レス) id: 1118e6074b (このIDを非表示/違反報告)
杏 - このシリーズ大好きです。初めて好きになった小説なんです。無理をせずずっと作者様をお慕いしておりました!!更新頑張ってください! (2020年2月2日 21時) (レス) id: 1118e6074b (このIDを非表示/違反報告)
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